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【国内】脱北者偽装事件、外務省が面談せずに「親族」と認定[03/29] - 暇つぶし2ch1:すばる岩φ ★
09/03/29 22:44:22

- 脱北者偽装事件 外務省、面談せずに「親族」と認定 -

 北朝鮮を脱出して帰国した日本人妻の親族を装って不法入国したとして、出入国
管理法違反容疑で逮捕、起訴された中国人らについて、外務省が面談せず、電話
でのやり取りと書類のみで「親族」と認定したと、日本人妻の斎藤博子容疑者(67)
=同容疑で任意捜査=が関係者に証言していることが、この関係者への取材でわ
かった。これまでに入国が認められた脱北者100人超についても同省は面談して
いないとみられ、大阪府警は他にも脱北者を装った不法入国がないか慎重に調べる。

 親族になりすまして不法入国したとされるのは、いずれも同法違反罪で起訴された
「長女」の金孝女(キム・ヒョニョ)(44)▽「次男」の金哲権(キム・チョルグォン)(38)
▽「めい」の金孝月(キム・ヒョウォル)(47)の3被告。

 支援団体関係者への取材によると、斎藤容疑者は01年に中国へ脱北。不法入国者
として中国の公安当局に逮捕されるのを免れるため、ブローカーを通じ吉林省の
孝女被告の家に滞在した。池青松(チー・チンソン)容疑者(46)=同法違反容疑など
で逮捕=も同居していたという。

 ここで身を潜めている間、中国の日本大使館を通じて外務省と連絡。外務省職員
からは電話で名前や生年月日、北朝鮮に渡る前の日本での住所などを聞かれた。
電話でのやり取りは複数回あったが、面談は一度もなく、長女になりすました孝女被告
に対しては「質問はほとんどなかった」という。

 その後、斎藤容疑者と孝女被告は親子と認定され、2人は帰国途中に渡航証明書
を渡されて01年8月に入国した。04年に入国した哲権被告も府警の調べに「面談は
なかった」と供述した。

 同省幹部は面談しなかったことを認めた上で、「大使館や総領事館に脱北者を入れ
れば、その段階で邦人として保護したことになる。そのため入館前に本人確認をしてい
るが、北朝鮮と国交のある中国側への配慮もあり、総領事館の外での面談は難しい」
と説明している。

 同省幹部によると、これまでに日本への入国が認められた脱北者100人超のほぼ
全員について、同省は面談を実施していないという。今回の事件を受け、同省は一部
本人確認方法を変更。面談はしないものの、日本にいる親族と交わした会話の内容や、
食べ物の好き嫌いなど具体的なデータを尋ね、親族や知人の話と矛盾がないかどうか
確認するようになったという。

 外務省は朝日新聞の取材に対し、本人確認の方法については「事柄の性質上、詳細
は差し控えたい」、確認方法の変更については「状況を踏まえ随時改善している」と
回答した。

ソース : 朝日 2009年3月29日11時0分
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関連スレ :
【国内】脱北日本人妻家族偽装、中国人3人を再逮捕へ 東京でパスポートを不正取得しようとする・・・大阪府警[03/27]
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