09/03/28 12:17:22
世界最大のアニメの見本市「東京アニメフェア」が18日から21日まで、東京都内で開かれた。
世界的に日本アニメが人気を得る中、韓国や中国といった周辺国が高い映像製作技術で台頭
してきているといわれる。ところが、会場では日本アニメの人気が際立っていた。人もまば
らな韓国や中国のブース。関係者らは「映像製作技術だけを高めてもダメだ」ともらす。
日本アニメの底力はどこにあり、アニメを国家産業にしたい周辺国の課題は何なのかを探る。
(溝口恭平)
世界の子供を魅了する日本アニメの底力
一般客の入場が許されるパブリックデー初日の20日、行列は会場の外まで連なっていた。予
想来場者数は4日間で13万人。外国人の姿も目立つ。
米国最大の日本アニメ・文化の祭典「オタコン」を主催するオタコープのショーン・シオチ
ャンキトムン部長は「日本アニメはマーケティングが独特。ポケモンや遊戯王といったゲーム
とキャラクター商品で子供を取り込んでいる」と分析する。
米国では「アニメ」といえば日本のアニメのことで、「アニメーション」とは区別される。
一般的な米国人の多くが「アニメ=日本のもの」と認識しており、大人になっても楽しめる
「ストーリーの幅と深みがある」という。
ウズベキスタン出身のアーテムさんは今年22歳。10歳の頃から日本のアニメに親しんできた。
「最初に見たアニメは『セーラームーン』。母国にはオリジナルのアニメがないので、ずっ
と日本のものを見てきた」という。
作画技術は高い韓中知名度アップがカギ
中国文化部は今年、初めてアニメフェアに資金を投入した。中国ブースには16社が出展した
が客の入りは今ひとつ。
「中国国内ですら日本のアニメが人気なのに、日本で勝負するのはまだ早い」という声も聞
かれる。
韓国のブースでは、アニメだけでなくキャラクターのぬいぐるみなどを置いてアピールした
が、反応は芳しくない。神奈川県から来たという女子中学生は「絵を見てもあまりグッとこ
ない」と厳しい意見を述べる。
韓国のアニメ制作スタジオ「MICO」のチョン・ホンドク社長は「韓国は25年ほど前から
日本アニメの下絵制作をしてきたので、ある程度の技術は持っている。しかし、企画や発表
といった制作の前後の段階でノウハウを持っていないので知名度が低い。今後は日本の業者
と提携して、その方面を強化したい」と話した。
前スレ
【国内】人影まばらな中国・韓国ブース 世界最大見本市「東京アニメフェア」開く [03/25]
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1の立った日時:2009/03/28(土) 09:37:58
統一日報 2009/03/25 00:00
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親子連れやアニメファンが見物する韓国ブース
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