09/03/26 22:21:44
The Best of Enemies: Japan and South Korea
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（前略）今週月曜日にロサンゼルスで行われたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)決
勝で日本は韓国を5-3で破ったが、その試合の最中、両国のビジネスは止まってしまった。東
京中心部にある巨大な電気店ビック・カメラでは何十ものフラット・テレビのまわりに何百人
ものひとが群がり、通勤者は携帯電話で一球一球を見守った。韓国でこの試合はソウルの忙し
い光化門交差点にあるジャイアント・ビデオ・スクリーンで放送された。政府が囚人にも試合
の観戦を許すほど関心が高かった。
ソウルの保険会社で働いているファン・ユンキさんは、ゲームを聞くため約束を延期したと言
う。「昼食を食べに出ず、その代わりにオフィスでインスタント麺を食べた。上司はきつい目で
見てたけど、とにかくゲームを観戦しました。そうせずにはいられなかったんです！」
すべての偉大なライバルの様に、これは政治的・歴史的に深い根を持っている。それは1910
年から1945年まで続いた日本による朝鮮半島の植民地支配から始まる。韓国人は、日本の名
前を強制的に持たされ、学校で日本語の授業を受けるよう強いられた。第二次世界大戦の間に
300万人以上の韓国人が日本のために工場で働くことを強制され、韓国の女性は日本の軍隊の
ための売春婦にされた。今日、多くの日本人は、サムスン電子のような韓国の会社が発展し成
功することを密かに憂慮している。一方、韓国人は日本を凌駕すべき目標として見ている。
日本人は2006年のWBCで優勝したが、韓国はそのトーナメントでは準決勝だった。そして
昨年、北京で野球の金メダルを獲得し、その過程で日本を破った。もし対立関係が現象になる
瞬間があるならば、それは3月17日、韓国チームが日本を4-1で倒して国旗をピッチャーマ
ウンドに立てた瞬間だろう。
今や日本人は自慢してもよい権利を有する。日本のメディアは、チームの勇気を認めて「サム
ライ・ジャパン」とニックネームをつけた。しかし、韓国人の考えとは決して遠くない。バー
で試合を観戦していた東京の不動産業モリオカ・リョウタさん(36)は言う「私はそんなに韓国
がきらいじゃない、ただ韓国には負けたくないだけ」
―Daisuke Wakabayashi, Sungha Park and Kiyoe Minami
ソース：ウォールストリート・ジャーナル（英語）＜The Best of Enemies: Japan and South Korea＞
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