09/03/26 19:16:23
第2回WBC決勝の延長十回、侍ジャパンを連覇に導く劇的決勝打を放ったイチロー(35)について、キューバのフィデル・カストロ
前国家評議会議長(82)は24日、「世界最高の打者」と絶賛した。一時は酷評していた原辰徳監督(50)の采配も一転して高評価。
一方、韓国紙は25日付で日本代表選手の「マナーが悪い」と伝えた。
キューバの革命指導者、カストロ前議長は、五輪で3度の優勝を誇る自国代表が登場しないWBC決勝もしっかり“観戦”していた。
24日の政府系ウェブサイトに掲載したコラムで、「(日韓)両チームの質を証明するかのように、想像できる限り最も緊迫した試合の
1つとなった」と指摘。さらに侍ジャパンをけん引した天才打者に惜しみない賛辞を贈った。
「イチローは世界最高の打者だ」
イチローは決勝で4安打をマークし、そのうち延長十回二死二、三塁からは中前へ決勝の2点適時打。前議長は一野球ファンとして
シビれたようだ。キューバVs日本戦を控えた10日付コラムでも「(日本を)代表する危険な選手」とたたえていた。
前議長はまた「韓国は日本から2勝をあげていた(奉重根)投手を使う誘惑に抵抗できなかった」と敗因を分析。「日本の(原)監督は
投手の選択を間違えなかった」と評価した。原監督についてはこれまでに、第1ラウンド中の日本Vs韓国戦でバントを指示した采配に関し
「間違っていた」と批判していたが、まるで手の平を返したようにほめた。
キューバは、第2ラウンドで日本に2試合連続完封負けを喫して準決勝進出切符を逃している。腹いせに非難してもおかしくはないが、
さすがに革命の英雄だけに太っ腹だ。
一方、25日付の韓国各紙は1面で日本Vs韓国の決勝戦を扱い、「残念だが…あなたたちはわれらの王者」(東亜日報)、「偉大なる2位」
(日刊スポーツ)と韓国代表チームをねぎらった。
ただ、中央日報は特集面で「勝利したがマナーで負けた“ダーティーサムライ”」との見出しで日本代表に関する批判記事を展開。
「イチローは試合後の記者会見場でいすのひじ掛けに一方の腕を載せ、斜めにもたれかかるように座りながら質問に答えた。答える途中
で1人で笑った。勝者としての喜びや余裕としてみるには見苦しい」と報じ、「傲慢な態度」と決めつけていた。
ソース(サンスポ)
URLリンク(www.sanspo.com)
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英文ソース:Granma: Reflections of Fidel:It had all been said
URLリンク(www.granma.cu)