09/03/26 17:28:59
スポーツの日韓戦は韓国人にとって「ポパイのほうれんそう」のようなものですが、さすがに5缶も食べると逆効果になるようです。
今回の5度の戦いには、日本代表選手も「またやるのか…」と、半ばうんざりしていたと思いますが、ダメージがより大きいのは韓国代表
のほうだったかもしれません。日本人との比較でよく指摘される韓国人の気質に「熱しやすく冷めやすい」「根気が続かない」「あきっぽい」
「あきらめが早い」などがありますが、日本との戦いにはひときわ力が入る韓国人のこと、5度の戦いによる目に見えない消耗はかなり
激しかったと思います。
消耗したのは選手だけではありません。熱い声援をおくった私たち国民も同じです。私はWBCが始まってからタクシーの運転手さんや
食堂のおじさん、おばさん、職場の同僚など、市井の声を聞き続けてきましたが、「もう、うんざり」「一発勝負のほうがすっきりする」
「日本には2回も勝ったのにまだやるのか?」「日韓戦は燃えるけど、もうつかれた」というコメントばかりでした。
決勝戦は延長戦まで引っ張って大いに期待させた挙句、韓国にとっては最大の「悪役」であるイチロー選手に勝ち越しの一打を許すと
いう結末。「とほほ」という日本語はこういいうときに使うのでしょうね。
韓国人が日本人のような「粘り強さ」を身につけたとき、スポーツでもビジネスでも外交でも、もっと優位にものごとを運べるようになる
でしょう。でも、それと引き換えに韓国人の美点と言える「情熱」「爆発力」「率直さ」を失うのだとしたら、今のままでもいいかなと思って
しまいます。ソウルから負け惜しみをお伝えした鄭銀淑でした。
ソース(朝日新聞) URLリンク(www.asahi.com)
写真=ソウル駅では日韓戦を見守る人だかりができていたが、盛り上がりは今ひとつ。最後は「よりによってイチローに」という声が
あちこちから聞こえてきました。韓国でのイチロー選手の悪役人気は相当なものですが、前回に続き日韓戦を盛り上げた立役者として
認められているのも事実。次回も韓国のファンを刺激してもらいたいものです
URLリンク(www.asahi.com)