09/03/26 04:26:01
- シャネル撤退でライバル化粧品の売り上げ急増 -
シャネルがロッテ百貨店の化粧品売り場から撤収して以降、ライバル社の売り上げが
急増し、「撤退効果」が明らかに表れている。
シャネルは今年1月29日、売り場再編問題をめぐる摩擦の末、ロッテ百貨店の本店、蚕室店
など主要店舗7カ所の売り場から撤収した。本店の場合、シャネルは1階化粧品売り場で最も
客の流れが多い場所を占め、面積は115平方メートルに達していた。
シャネルの「跡地」にはアモーレ・パシフィックの雪花秀(63平方メートル)、ヘラ(26平方メートル)、
米ケヴィン・オークイン(26平方メートル)が出店し、2月13日から営業を開始した。その結果、これら
ブランドは1カ月で合計13億ウォン(約9200万円)を超える売り上げを記録した。従来のシャネル
の売上高の3倍に達する金額だ。
最も大きな反射利益を得たのは、国産のアモーレ・パシフィックの雪花秀。1月の売り上げ伸び率
は前年同月比で15%だったが、売り場移転後の伸び率は前年同期比で33%に達した。
また、シャネルの旧売り場付近にある競合ブランドのランコム、ディオールも前年同期比でそれぞれ
46%、21%の販売増を記録した。本店化粧品売り場全体の売り上げも2%伸びた。百貨店全体の
売り上げが最近落ち込んでいることを考えれば、優秀な成績だ。業界専門家は、化粧品業界の
すそ野が広がったことが背景にあると指摘する。
業界関係者は、「数年前までは4-5社の輸入化粧品ブランドが業界で絶対的な影響力を持って
いたが、最近は多様な特色あるブランドが登場している。消費者の選択の幅がそれだけ広がった
ということだ」と指摘した。
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ソース : 朝鮮日報 記事入力 : 2009/03/25 17:05:41
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