09/03/25 11:19:42
【ソウル=水沼啓子】日本が連覇を果たした第2回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)について、
25日付の「中央日報」はWBCの特集ページで、「勝利したがマナーで負けた
“ダーティーサムライ”」との見出しで日本チームを批判した。
同紙は日本について、「韓国との決勝戦で非紳士的なプレーが何回かあり、試合後の記者会見場では
一部の選手が高慢な態度をみせまゆをひそめさせた。優勝チームらしいマナーとはほど遠い」と伝えた。
非紳士的と問題にしたのは、中島遊撃手が六回の守備で二盗を試みた走者の顔にひざが当たったプレーと、
七回の攻撃で一塁走者の中島が併殺を避けようと二塁手に体当たりしたプレー。会見場での「高慢な態度」とは
イチローを指し、同紙は「イチローは試合後の記者会見場でいすのひじ掛けに片方の腕を乗せ、斜めに
もたれかかるように座りながら、質問に答えた。答える途中で一人で笑った。
勝者としての喜びや余裕と見るには見苦しい」と報じた。
「中央日報」は社説でもWBCを取り上げ、「韓国野球、本当によくやった」と題して「(韓国代表チームは)収入が
法外に少ない“いちばん腹を空かせたチーム”だったが団結力と精神力で決勝にまで上がった」とし、
「WBCで全世界に誇示した韓国人の底力をもう1度発揮して、当面の経済危機を克服しよう」と主張している。
「東亜日報」は「スシだけを食べて、食あたりした」との見出しで、「韓国が今大会で行った9試合中、5試合が
日本と当たった」として、今回導入された敗者復活戦がある対戦方法に疑問を投げかけた。
同紙は「残念だが…あなたたちは我らのチャンピオン」と選手の健闘をたたえ、
日刊スポーツも「偉大なる2位」と、金寅植監督の采配(さいはい)などをたたえていた。
3月25日11時2分配信 産経新聞
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