【比一家】「親子同居の道筋つくれ」再来日したカルデロン夫妻に「定住者」の在留資格を与えるべき「それが人道」(東京新聞)[03/23]at NEWS4PLUS
【比一家】「親子同居の道筋つくれ」再来日したカルデロン夫妻に「定住者」の在留資格を与えるべき「それが人道」(東京新聞)[03/23] - 暇つぶし2ch1:イマジンφ ★
09/03/23 09:08:13

両親は帰国し、中学一年の娘だけ日本に残る…。不法滞在のフィリピン人家族の問題は、それで解決したわけではない。
両親が帰国しても、日本でいずれ同居できる方策を国は模索すべきだ。

確かにフィリピン人カルデロン・のり子さんの両親は、一九九二年から九三年にかけ、偽造旅券で入国した。二〇〇六年に
は母親の不法滞在が発覚し、執行猶予付きの有罪判決を受けた。強制退去の取り消し処分を求める訴訟を起こしたものの、
昨年九月に最高裁で国外退去処分が確定した。

しかし、のり子さんは日本生まれの日本育ち。埼玉県内の中学校に通う少女である。日本語しか話せない。フィリピンに行った
こともない。日本の社会にも、学校生活にもなじんでいる。

法務省が十六日に、のり子さんに在留特別許可を出したのは、そうした事情に配慮したからだ。両親についても、原則的に
五年間は再入国できないが、森英介法相は「退去後に子どもさんに会いたいのであれば、(一定期間後に)上陸特別許可を
出す」と述べ、短期の再入国を認める方針だ。

両親は来月十三日に帰国すると、既に入国管理局に伝えた。問題はそれからだ。のり子さんは親類とともに日本で生活し、
学業を続けるが、親子に長く離れ離れの暮らしを続けさせてよいものだろうか。娘と会うため、両親にフィリピンと日本の間の
往復をずっと繰り返せというのだろうか。

両親が帰国しても、「一緒に日本で生活したい」という家族の願いをかなえるべく、国は継続的に力を尽くすべきである。
両親はこれまでまじめに働き、長期間、日本社会にも受け入れられていたのだ。二万人もの地域の人々らから、一家の残留
を求める署名があり、市議会でも同趣旨の意見書を採択した点にも留意してほしい。

日本が批准した国連の「子どもの権利条約」では、意思に反して、児童が父母から分離されないことを明記している。いったん
両親が帰国したら、違法状態は解消する。両親は法に従うのだ。やがて再び来日するだろう。

その後も短期在留を繰り返すのは、家族の結び付きの点からも経済的にも、あまりに不自然だ。国際化時代にもそぐわない。
両親に長期滞在を認め、いずれ「定住者」の在留資格を与える方策を国は真摯(しんし)に探るべきだ。晴れ晴れと日本で暮ら
す道筋をつくることを望む。それが人道であろう。

URLリンク(www.tokyo-np.co.jp)
ソース:東京新聞




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