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2009/03/20 21:10 KST
銀行主導の「民間バッドバンク」、来月設立へ
【ソウル２０日聯合ニュース】
銀行業界で発生する不良債権を処理する民間の「バッドバンク」が来月中に設立される。
金融委員会は２０日、国民銀行、新韓銀行など主要銀行が参加するバッドバンクが
来月初めに発足する予定だと明らかにした。
銀行資本拡充ファンドを通じ資本提供を受けるとした１４行が設立に参加するとみられ、
各行が一定金額を出資し、特定目的会社（ＳＰＣ）の形で設立する。
民間銀行中心のバッドバンク設立は、先月１５日に陳棟洙（チン・ドンス）金融委員長と
各銀行頭取らの合同ワークショップで初めて提起された。
一部頭取らが、不良債権整理のため、政府主導ではない銀行主体の出資で、
民間中心の不良債権買い取り銀行を設立することを提案した。
現在は、国内唯一のバッドバンク、韓国資産管理公社が金融機関の不良債権を買い取っているが、
景気低迷で不良債権が増える可能性が高いうえ、不良債権安値売却論争をなくすため、
競争体制を備える必要があるとの判断からだ。
市中銀行側は、別途の財源確保がなくとも保有債権の現物出資や２０兆ウォン（約１兆３４００億円）規模の
資本拡充ファンドを活用すれば、バッドバンクを設立できるとみている。
URLﾘﾝｸ(japanese.yonhapnews.co.kr)