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振り込め詐欺、起訴事実認める
去年、松本市と伊那市の女性に警察官を名乗る不審な男から電話が
あったあと、この女性の家を訪れキャッシュカードをだましとったとして
詐欺の罪に問われている男の初公判が開かれ、男は起訴事実を認めました。
詐欺の罪に問われているのは、住所不定、無職の明田川義仁被告(40歳)です。
起訴状などによりますと、去年10月、松本市と伊那市のいずれも70代の女性に、
警察官を名乗る別の男から「個人情報が漏れていてキャッシュカードの暗証番号
を変える必要がある。これから金融庁のものにカードを取りに行かせる」となどと
電話がかかり、その後、明田川被告が金融庁の職員を装って訪れ、女性から
キャッシュカードをだまし取ったとされています。
16日、長野地方裁判所松本支部で開かれた初公判で、明田川被告は
「間違いありません」と起訴事実を認めました。
続いて検察側は「被告は、違法な仕事を紹介されて、新潟や群馬、
長野などで犯行を繰り返すようになった」と指摘した上で、
「他人名義の携帯電話を渡され中国にいる暴力団関係者から電話で指示を受け、
報酬として5万円を受け取ったと供述している」と明らかにしました。一方、
このうち、伊那市の事件で明田川被告とともに逮捕された無職の女性については、
「関与の度合いが低い」として検察が起訴猶予にしています。
ソース:NHKニュース信州 2009年3月16日 21時29分更新
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