ぼくの小説の感想くれat KAWAIIぼくの小説の感想くれ - 暇つぶし2ch■コピペモード□スレを通常表示□オプションモード□このスレッドのURL■項目テキスト46:記憶喪失した男 14/07/09 15:30:24.22 E6rHTSJsi 前書き。スティーヴン・キングの「IT」全四巻からアイデアを借用したものです。 あんな長いものを読むのは面倒くさいでしょうから、わたしが短編にまとめました。 1 それは夏の日の午前十時頃だった。不思議な胸騒ぎがした。それでマンションの五階の窓の外をのぞいて見てみると、 雲にぼっと穴が空いて一隻の宇宙船が空から墜落してきた。宇宙船は愛知県安城市の中心部に墜落し、 どこかの家に直撃した。半径一〇〇メートルくらいに風が吹き、砂煙がもうもうと町の周囲に広がった。 ぼくは見ていた窓に砂がぶつかってくるのを確認すると、墜落した宇宙船を見るために出かけることにした。 いったいあの宇宙船もどきは何なのだろう? 見たこともない異様な形容をしていたが、とても人類の作った物とは思えない。 宇宙開発機構から何か事故の発表でもあるのだろうか。あんな大きな物体を町中に墜落させて、 死んだ人がいなければよいが、これはただの事故ではすまされない。絶対に後で大問題になって、 宇宙開発機構の偉い人が責任を追及されるだろうと思って、ぼくはなんだかそわそわした。 現場にたどりついて見ると、宇宙船の墜落した家は半壊し小さな火事になっていた。消防車がやってきて火事の消火に当たっていた。 見物客が大勢やってきていて、警察が交通整理を始めていた。 ぼくは友人の中村もこの墜落現場を見に来ているのを発見して声をかけた。 「よう、中村。いったい何が落ちて来たんだろうなあ?」 「わからん。そのうち発表があるんじゃないか。あんなデカいものが落ちてきて、そりゃ、直撃くらっていたらすごい不運だわ」 見ると、一匹の猫がやってきて路上でくああっとあくびをしたところだった。 「まあ、何にせよ。発表を待たないと何にもいえないわなあ」 次ページ最新レス表示レスジャンプ類似スレ一覧スレッドの検索話題のニュースおまかせリストオプションしおりを挟むスレッドに書込スレッドの一覧暇つぶし2ch