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「しんじんのうた」(昭和二十三年蓮如上人四百五十回御遠忌(ごおんき)
を記念し、本願寺において謹譯(きんやく)されたもの。)
意譯(いやく)真宗勤行集 発行所 百華苑(ひゃっかえん)より抜粋
四ページ~十四ページ
ひかりといのちきわみなき 阿弥陀ほとけを仰がなん
法蔵比丘のいにしえに 世自在王(せじざいおう)のみもとにて
諸仏浄土の因(もと)たずね人天(ひと)のよしあしみそなわし
すぐれし願を建てたまい まれなる誓いおこします
ながき思惟(しゆい)の時へてぞこの願選び取りませり
かさねてさらに誓(ちこ)うらく わが名よひろく聞えかし
十二のひかり放ちてはあまたの國を照らします
生きとしいくるものすべて このみひかりのうちにあり
本願成就のそのみ名を信ずるこころひとつにて
ほとけのさとりひらくこと 願い成りたるしるしなり
教主世尊は弥陀佛の誓い説かんと生(あ)れたもう
にごりの世にしまどうもの おしえのまこと信ずべし
信心ひとたびおこりなば 煩悩(なやみ)を断(た)たで
涅槃(すくい)あり水のうしおとなるがごと
凡夫(ぼんぶ)とひじり一味(いちみ)なり
摂取(すくい)のひかりあきらけく 無明(うたがい)の闇晴れ去るも
まどいの雲は消えやらで 常に信心の(まこと)の天(そら)覆う
よし日の雲に隠(かく)るとも 下に闇なきごとくなり
信心よろこびうやまえば まよいの道は截(た)ちきられ
ほとけの誓い信ずれば いとおろかなるものとても
すぐれし人とほめたまい 百蓮華(びゃくれんげ)とぞたたえます
南無阿弥陀佛(なもあみだぶ)のみおしえは
おごりたかぶりよこしまのはかろう身にて信ぜんに 難きなかにもなおかたし