20/05/08 16:30:14 2qDhK5zw0.net
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『シン・ゴジラ』に登場した化け物はゴジラではない。
名前がないのも不便なので、ギドラの巣では「ちんごじら」という名称で呼ぶことにしています。
(「ごじら」という言葉を残しているところに優しさがあると思って欲しい。)
ゴジラというのは、爬虫類とほ乳類の中間型の生き物で、水爆でも死なず、体に放射能を持っているのは水爆のせいである、という生き物です。
これは『ゴジラ』(1954)劇中で山根博士が発表するゴジラに関する説明を要約したものです。姿形を文章で説明するのは難しいので、みなさまお手持ちの写真やビデオを参考になさって下さい。
『ゴジラ』(1954)劇中で山根博士の意見を否定するような反証は出てきませんので、これがゴジラの基本設定だと考えて間違いないでしょう。
その後登場した二代目ゴジラも外見は初代とほぼ同じで、同種族の個体差と言って差し支えないでしょう。
ここで特に注意していただきたいのは、ゴジラは核兵器の放射線で変異した生き物ではないということです。
付け加えれば、放射線によって突然変異を起こすのは被爆した個体ではなくその子孫であることも覚えておくとよいでしょう。
上記の設定は『メカゴジラの逆襲』までは守られていました。
ところが『ゴジラ』(1984)において、ゴジラは原発を襲い原子炉を抱えてうっとりします。この作品からゴジラは放射性物質をエネルギーとすることにされてしまいます。
二代目ゴジラが放射性物質を求める描写などありませんし、それどころか初代は大戸島で家畜を食べたことが示唆され、二代目は鯨の群れを追っている様子(『三大怪獣地球最大の決戦』)が描かれています。
オリジナルのゴジラは肉食動物であったと考えられるのに、1984年版では別の動物にされてしまいました。
84版から繋がる平成VSシリーズにおいてはさらに設定が付け加えられて、恐竜が放射線で変異したものとされます。(科学的におかしなことになってしまった)