18/09/01 16:27:22.29 oqRYeSKB0.net
KT48のメンバーで、2018年6月に行われた第10回AKB48世界選抜総選挙では10位ランクインし、初めての選抜入り
を果たした田中美久の発言が称賛を呼んでいる。
8月28日に配信動画アプリ・SHOWROOMでの配信で田中美久は韓国人のファンに対し差別的なコメントをした人に、
<韓国の方のことをバカにしないでください。もう本当に出ていってください>と返して一蹴したのだ。
ある日本人ユーザーが<韓国人氏、ね><韓国人キ、モ、イ>との文章を投稿。田
中美久も最初は見て見ぬ振りをしていたのだが、ついに耐えかねて表情から笑顔を消してこのように発した。
人がむき出しのレイシズムをぶつけてくる瞬間は恐ろしいものがある。たとえそれがパソコンやスマートフォン
の画面越しであったとしても恐怖は変わりない。
16歳の少女がその恐怖に打ち勝ち、国籍による差別意識を振りかざす人に対してきちんと言うべきことを言った
勇気には感服する。その行動は称賛してもしきれない。
8月30日、国連人種差別撤廃委員会は、日本における人権状況と政府の取り組みに関する見解を公表し、ヘイトス
ピーチ対策の強化などを勧告している。この勧告は、2001年、2010、2014年に続いて4回目だ。それだけ日本社会に
は差別的言動を問題だと思わない意識が根付いてしまっているということでもある。
そんななか、芸能人がヘイトの醜さに焦点を当てるような発言を行うことは、社会を大きく前進させる助力とな
る。彼女にはこれからもその気持ちを忘れずに芸能活動を続けていってもらいたい。