05/09/22 21:32:50 BzFEugP60
上達に於ける段階思想が
少なくとも佛道に於ける覚りと概念を異とすることは
「漸悟」と「頓悟」という用語により
かの慧能が明言されてます。
束縛を「2」解体する間に新たな束縛が「1」生まれてしまうことを
気づく人は気づいてらっしゃるのです。
天才的な人(35様もそのような人から知れません)は「4」解体して「1」しか束縛されないため
代替性・見返り性の束縛である「1」を気にされないのでしょう。
しかし数学的に観て
どれほど解体が巧くてスルスル解体できる人でも
わずかに残る「1」が積み重なるわけでありいつまでも経っても束縛が消えることはないわけで
段階思想には束縛の終滅が説かれてなく
原始仏典ならびに慧能の「頓悟」思想にしか終滅は説かれてない
と主張させて頂くものであります。