05/10/21 03:07:19 ofxWGckv0
藤平先生は60歳前後から公開演武はやらなくなった。
打ち合わせなしで柔道家が何人も掛かっていくような種類の演武のことだ。
おそらくその時期に衰えを自覚されたのだろうと思う。
それ以前の藤平先生に触れることができたら、釣りカキコ氏もまた違った感想をもったのではないか。
藤平先生自身は氣の郷建設の時点で合氣道指導の現場からは身を引いて
独自の氣の探求と氣圧治療に軸足を移したかったのだろうに
後継者の脱会やらそのまた後継者の事故やらなにやらで
いつまでも客寄せパンダの役をせざるを得なかったことは不幸なことだろう。
しかし指導者が既に全盛期を過ぎていたとしても
その指導が補佐者の協力なしに成り立たないようなものになっていても
それで何を表現し何を伝えようとしているのか理解しようとする人はする。
そこから何も学ぶことがないというのは大きな錯覚だぞ。