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熊本県警の男性巡査(22)が5月下旬、寮の自室で首をつって自殺していたことが
分かった。 県警剣道部の派閥争いに端を発した部員による組織的ないじめが原因とみられ、
事態を重視した県警監察課は関係者から事情聴取を始めた。
県警などによると、自殺した巡査は県警機動隊所属。5月24日午前7時半ごろ、熊本
市内の寮の自室でタンスにネクタイを結び、首をつって死んでいるのを別室の同僚が見つけた。
関係者の話を総合すると、巡査は県警剣道部員だったが、約3年前から、先輩らにあいさつ
したり、話しかけても無視され、部員の結婚式にも一人だけ招待されず、練習日程を教えて
もらえないため、他の道場に通うこともあったという。
また、練習中、先輩から竹刀で後頭部をこづかれたり、のど元への突きを執ように繰り
返されていた。今年に入り、高校時代の剣道仲間が巡査ののど周辺に青アザや切り傷が
複数あるのを不審に思い詰問。嫌がらせにあっていることを泣きながら打ち明けたという。
巡査は01年4月、熊本県内の高校を卒業後、警察学校に入校。熊本市内の警察署を経て
昨年8月、機動隊に入隊した。剣道四段で段別選手権などの大会に出場、準優勝するなど
の実績があった。
父親は全日本選手権や世界大会で優勝するなど剣道界の第一人者として知られ、県警
職員の傍ら、武道全般の首席師範を務めている。
県警関係者によると、数年前、部OBの元警察学校教官を会長とするグループが剣道部内
に組織され、ほぼ全員が参加する中、巡査は勧誘されず入会していなかった。元教官と父親
が対立関係にあったためで、県警監察課は、派閥による部員間の勢力争いがいじめの引き
金になった可能性もあるとして、自殺の原因を詳しく調べている。
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