04/09/04 16:51
なんていうか、転がり抵抗の減らし方に対する思想が、
まるっきり昔と今とではちがうんだよな。
転がり抵抗って、走ってるとき体重で
いったんタイヤがへこみながら進むことによってうける
文字通り転がる際の抵抗なんだけど、抵抗の大きさはタイヤの硬さでも変わる。
変形しやすいやわらかいタイヤ(ラテックスとか細いコード使用とか)のほうが
当然へこみやすいから、前進するときに路面から受ける抵抗は少なくなる。
タイヤは体重の分絶対へこみながら進むわけだから、タイヤが硬くて
変形しにくいということは、抵抗が大きい。コンチのような硬いタイヤは、
気圧を限界まで上げてそもそもへこまないようにして転がり抵抗を低めている。
昔のタイヤはやわらかい素材を用いて転がり抵抗を低めている。
ビットリアは昔の思想を受け継いではいるけど、
最近徐々にハイプレッシャーに流れつつあるね。