at KOUHAKU
 - 暇つぶし2ch68:名無しさん@お腹いっぱい。
07/11/09 23:42
(とある早朝のSOS団の活動拠点地、早朝から・・・・・・・)
杏璃:i K(! ゚ー゚ノ!l i<これで良しっと!
(荷物をまとめる準備をしているのは杏璃であった、杏璃はこれから3連休を利用してとある場所へ
修行に行く準備をしていたのである)
杏璃:i K(! ゚ー゚ノ!l i<さて、行きますか!!  (と出発しようとしていたその時・・・・・・・・)
???:(???)<おーい、杏璃ぃぃぃぃ!!
杏璃:i K(!;゚ー゚ノ!l i<みさきち(←みさおの事)、それにあやのん(←あやのの事、千紗が命名した)まで!!
(とみさおとあやのが現れる、2人の服装からしてもみさおはTシャツ・ジャケットに長ズボン、腰にはハンドポーチ
と動きやすい格好をしている・あやのにしても長袖のジャンパーとロングスカートにリュックと
杏璃に付いていく気満々である!)
みさお:从i ゚ー゚从<私も行くってヴぁ!
あやの:|!ii ´ー`ノ.i|<ご迷惑をおかけするかもしれませんがお願いします。
杏璃:i K(!;゚ -゚ノ!l i<・・・・・・・・・・、勝手にしなさい!
(とパエリアを浮かばせ跨いで乗る、杏璃が飛行魔法で目的地へ向かう事を意味している)
杏璃:i K(! ゚ー゚ノ!l i<乗って!
(杏璃の指示通りにパエリアに乗るみさおとあやの、みさおは杏璃の肩にしっかり捕まりみさおの後ろにあやのが
みさおの腰を掴んでいる)
杏璃:i K(! ゚(フノ!l i<しっかり捕まってなさい!パエリア、出発よ! パエリアの声<ハッ!
(と空を飛んで目的地へと向かっていった)

あやの:|!ii ´ー`ノ.i|<風が気持ちいい!
(あやのは空を飛んでいる事に感動していた、空から見る街の景色はひと味違った姿を現す)
みさお:从i ゚ー゚从<杏璃は今何処に向かっているの?
杏璃:i K(! ゚ー゚ノ!l i<私が今向かっているのは秘境”風の滝”って場所よ!
みさお:从i ゚ー゚从&あやの:|!ii ´ー`ノ.i|<風の滝!?
杏璃:i K(! ゚ー゚ノ!l i<そう、”風の滝”は周辺の山から吹く複雑な気流が混ざり合い下降気流となって谷に
吹いてくる事から名付けられたの。その姿は川から流れる滝の様な姿をしている事からもそうなの!
(杏璃の言う”風の滝”がある山々へと向かう)

69:名無しさん@お腹いっぱい。
07/11/09 23:43
(杏璃がとある山の麓で降りる)
あやの:|!ii;´ー`ノ.i|<あれっ!?もう着いたんですか?
杏璃:i K(! ゚ー゚ノ!l i<ううん、飛行魔法で行けるのはここまでなの。ここから先は飛行魔法の使用が
禁止されている区域なの。
(風の滝は複雑な気流が混ざり合い飛行の維持が難しい為、飛行魔法の使用が禁止されている区域に
中にある場所だと言う、それだけでなく途中、噴火を続けている火山が複数存在している”火の山”、
落雷多発地帯である”雷の谷”を通らなければならない・しかも風の滝までの道のりは多数の怪物の住処が
ある危険地帯の中にあるからである)
みさお:从i;゚ー゚从<だからあまり人が近寄らない”秘境”と言われるのはその為なんだね!
杏璃:i K(! ゚ -゚ノ!l i<そう。ここから険しい道を歩いて行かなければならないの。はぐれない様に気をつけなさい!
(杏璃が道を歩き出す、みさお&あやのも杏璃の後に付いていく)

(険しい坂道あり、迷いやすい森を通り谷を抜け山を登る3人)
みさお:从i ゚(フ从<う゛ぁああああああああああああ!!!
(みさおの”エアースクリューバレット”で現れた怪物を退けるたり・・・・・・・)
杏璃:i K(! ゚(フノ!l i<アダディダンス!  怪物<VAAAAAAA!!(←雷撃に驚いたのか逃げ出していく)
(杏璃の雷撃で怪物を威嚇して先を通したりと順調に進んでいく)
あやの:|!ii;´ー`ノ.i|<なんか熱い・・・・・・・・・・。
杏璃:i K(! ゚ -゚ノ!l i<どうやら、火の山の火山地帯に入った様ね!
(山から流れる熱風が暑さを感じさせる・歩いてしばらくするとあやのが苦しそうな表情を見せ始めていく)
あやの:|!ii; -ノ.i|<(息切れた声で)ハァハァハァハァハァハァ・・・・・・・・・・・。
みさお:从i;゚(フ从<あやの!!(←あやのの異変をいち早く察知)
杏璃:i K(!;゚ -゚ノ!l i<不味いわね、脱水症状を起こしてるわ!
(熱風の暑さで脱水症状を起こしたあやのは歩くのもままならない状態だ、杏璃が持っていた水を
あやのに飲ませるとみさおがあやのを背負って道を抜けようとしたが、その時!)
怪物<グオオオオオオオオ!!
杏璃:i K(!;゚ -゚ノ!l i<こんな時に!!みさお:从i;゚(フ从<こいつだけじゃないぜ!!
(と杏璃の後ろからも3体の怪物が現れ挟み撃ちにされてしまう)
杏璃:i K(!;゚ -゚ノ!l i.。oO(みさきちはあやのんを背負っているや境戦える状態じゃない。私の力だけで
何とかするしかない!)
怪物A<フオオオオオオオオ!!杏璃:i K(! ゚(フノ!l i<ミラージュバインド!!
怪物B・C<ウガアアアアアア!!(←そのまま倒れる)
(怪物Aの放つ火炎球を”ミラージュバインド”で跳ね返し、怪物B・Cに直撃する)
怪物D<ホギャアアア!! みさお:从i;゚(フ从<”エアーシールド”!!
(怪物Dの爪攻撃をみさおが”エアーシールド”で防ぐ)
みさお:从i;゚(フ从<あやの、少しだけ辛抱して!   あやの:|!ii; -ノ.i|<(息切れた声で)ハァハァハァハァハァハァ・・。

70:名無しさん@お腹いっぱい。
07/11/09 23:43
(あやのを近くにあった岩の陰に休ませると落ちていた2つの短い木の棒に風の波動を纏わせ短剣の形に具現化させる)
みさお:从i ゚(フ从<はああああああああ!!
(風の短剣を両手に持って怪物Dに突進する様に急加速していく・陸上競技で鍛えた脚力が生かされている)
みさお:从i ゚(フ从<ハッ! 怪物D<アアアアアアアア!!
(大きく腕を動かして短剣をからの太刀筋が鋭く切り裂いていく・高速移動からの十字切りっと言った感じの技である)
杏璃:i K(! ゚(フノ!l i<今の内に!!
(怪物Aが怯んでいる隙にみさおがあやのを再び背負って先を行く)
杏璃:i K(!;゚ -゚ノ!l i.<(息切れた声で)ハァハァハァハァハァハァ・・・・、ここまで来れば大丈夫ね!
みさお:从i;゚(フ从<(息切れた声で)ハァハァハァ・・・・・・・、あやの、もう大丈夫だよ!
(あやのを安全な場所へ運ぶべく無我夢中で走っている内に火の山を抜けた様だ)
杏璃:i K(! ゚ー゚ノ!l i.<川だ!丁度ここで一休みしましょうか!!
(側にあった川の水を汲みあやのの体温を冷やす)
あやの:|!ii; -ノ.i|<(息切れた声で)ハァハァハァハァハァハァ・・・・・・・・・、涼しい・・・・・・・・。
みさお:从i ゚ー゚从<あやの、気がついたんだね!
あやの:|!ii; -ノ.i|<(息切れた声で)済みません、私のせいで・・・・・・・・・。
みさお:从i -ヮ-从<ちょっと歩き疲れたってう゛ぁ!!
杏璃:i K(! ゚ー゚ノ!l i.<気にすることないよ、今は体冷やしてくれれば良いよ。 あやの:|!ii; ーノ.i|<はい。
(杏璃とみさおの優しさに感謝するあやのであった)
杏璃:i K(! ゚ー゚ノ!l i.。oO(それにしてもさっきのみさきちの一撃、見事な一撃だったわ。あやのんのピンチが
更なる力を呼び覚ましたんだね。)
あやの:|!ii; -ノ.i|<私が作った/■\が私のリュックに入ってますから・・・・・・・。
(あやのの言う通りにリュックを開けてみると3人分の/■\が用意されていた)
杏璃:i K(! ゚ヮ゚ノ!l i.<美味しい!!!
(外で食べるあやのお手製の/■\は格別の味がしたのだった)

あやの:|!ii ゚ー゚ノ.i|<よっと! みさお:从i -ヮ-从<あやの、もう大丈夫なの?
あやの:|!ii ゚ー゚ノ.i|<うん、大分体力も回復してきましたし、もう大丈夫です!
(あやのの体調も回復した所で再び風の滝へ向けて歩き出す)
ピシャアアアアアアアアアンンンンンン!!(←雷が落ちる音)
杏璃:i K(! ゚ -゚ノ!l i<ハッ!
(杏璃の避雷魔法が雷を避けていく)
あやの:|!ii ゚ー゚ノ.i|<(笑いを堪えている)あやちゃんの髪が・・・・・・・・!!!
杏璃:i K(! ゚ー゚ノ!l i<ププププププ!!
(静電気でみさおの髪がウニの如く派手に変形する)
みさお:从i ゚ー゚从<杏璃の髪だって!!
(杏璃のツインテールがアンテナの如く飛び上がっている)
杏璃:i K(! ゚ー゚ノ!l i<本当だ! あやの:|!ii ゚ー゚ノ.i|<面白いですね。
(と静電気で次々に変化する髪型に笑いを零す、談話を交している内に雷の谷を通過する)

71:名無しさん@お腹いっぱい。
07/11/09 23:44
杏璃:i K(! ゚ー゚ノ!l i<この洞窟を抜ければ風の滝よ!
(風の滝まであと少しの所である・洞窟に生息する怪物を退けてついに!)
ザアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!(←山からの下降気流が滝の様に地面に吹き荒れる音)
あやの:|!ii ´ヮ`ノ.i|<ここが風の滝なんですね! みさお:从i ゚ー゚从<凄い!
(杏璃達が見た風の滝とは滝の様に強い風が地面に落ちていく絶景であった周辺の山々との
風景にぴったしマッチし絵に描いた様な美しさを見せている)
あやの:|!ii ´ヮ`ノ.i|<風が気持ちいい!! みさお:从i ゚ヮ゚从<疲れが吹っ飛ぶってヴァ!
(心地よい風が3人の心を癒していく)
杏璃:i K(! ゚ー゚ノ!l i<今私はいる崖は滝の中腹、さらに下へと向かうにはさらに進まなければならないわ。
(滝にさらに近づく為崖を降りる、風の滝の隣にある川は風の恩恵を受けているせいか水が透き通る
程綺麗である周辺には木々が豊富な木の実を付けている、真夏の暑さにも関わらず滝の周辺は
下降気流が天然のクーラーとなり暑さに弱い動物達の憩いの場所となっている)
あやの:|!ii ´ヮ`ノ.i|<風の滝から吹いてくる風が天然の扇風機となっているから涼しいですね!
風の恵みがこうした植物達の恵みになっているのが分かります。
みさお:从i ゚ヮ゚从<感じるぜ、巨大な風の波動を!
杏璃:i K(! ゚ -゚ノ!l i<さて、今回ここに来た理由はね、私の新たなる新技を完成させる為に修行に来たの。
その為には風魔法を身につける必要がある、私が既に習得している雷系の魔法に
風の魔法が加わればより大きな威力を持った魔法が出来ると考えているからね!!
みさお:从i;゚ヮ゚从<ならわざわざここまで来る事はないんじゃないのか?
杏璃:i K(! ゚ -゚ノ!l i<そういう訳にも行かないのよ!風魔法の習得は風の波動が強い場所でないと
取得は難しいの。拠点地にはそう行った場所はないからここでやるしかないの!
それに風魔法を取得する基礎は風の波動を読み取る事だからね、
私はみさおみたいに天性の能力で”風の波動を読み取れる力”が備わっている訳ではないから尚更なの。
あやの:|!ii;´ヮ`ノ.i|<何故風魔法なんですか?
杏璃:i K(! ゚ -゚ノ!l i<雷と風は元からの性質が同じだからなの。私が魔法科で習った魔法の元素はね、
「世界は時間と空間を生み出したの同時に元素を生み出した。太陽と月の輝きは光と闇を生み出したのち
激突して火、水、土、風、雷を生み出した。火は土に働きかけ金を生み出し、土と水は金の力に対抗するべく
木を生み出した。しかし風と雷は黙って何もしなかった。その9つの元素から長い時を重ねて様々な物質を
生み出した」と風と雷は火や水を生み出した元素そのままの力であるからよ。
それに一流の魔法使い達は2つ以上の元素を旨く組み合わせた魔法を使う、特に風と雷は
特に他の物質に比べて合成しやすいのも1つの例かな・・・・・・・・・。
(杏璃の新技として風と雷魔法を融合させた魔法を習得するのが今回の目的だ)
杏璃:i K(! ゚ -゚ノ!l i<みさきちにしても風の波動や天性の勘を鍛えるにも良いしね!
みさお:从i ゚ヮ゚从<なら私も手伝うぜ! あやの:|!ii ´ヮ`ノ.i|<私もできる事ならお手伝いしますね。
杏璃:i K(! ゚ー゚ノ!l i<ありがとう。

72:名無しさん@お腹いっぱい。
07/11/09 23:44
(早速杏璃とみさおは風の滝の中に入ると座禅を組み瞑想を始める・修行僧が行う滝打ちの様子そのものである)
ザアアアアアアアアアアアーーーーーーーーーーーーーーーーーー(←激しい風が2人の体に当たっている音)
(川から流れ落ちる水の滝とは違い服が濡れる事はないが着ている服や髪が激しく揺れる)
みさお:从i;゚ヮ゚从<服が飛ばされそうだってう゛ぁ!!
杏璃:i K(!;- _-ノ!l i<少し静かにしなさい!!(←風の波動を読み取るべく集中している)
みさお:从i;゚ヮ゚从<わ、分かった・・・・・・・・・・。
(この修練、杏璃にとっては周りに漂う魔力波動を読み取る為に必要とされる集中力を高める修練を普段から
している事もあり慣れていたが、じっとする事が苦手なみさおにとっては数分も我慢できない程の苦痛であった)
杏璃:i K(!- _-ノ!l i.。oO(徐々にだけど私の周りを漂っている風の波動を感じる。頭の中に波動の立体イメージ
が浮かんで来てる、魔法の基本はまず「魔力の波動を読み取り魔力を掛ける箇所に神経を集中させる」
だったわね。)
(基本に返って滝の周りに漂う風を読み取っていく、風は目には見えないしかし波動を読み取る事で
流れている方向・強さを映像の様に見る事(とはいっても頭の中のイメージの中)が出来るのである)
みさお:从i;゚ヮ゚从<杏璃!? 杏璃:i K(!- _-ノ!l i<・・・・・・・・・・・・・。(←聞こえていない)
(杏璃のしている通りにみさおも目を閉じて神経を集中させてみる)
あやの:|!ii ゚ー゚ノ.i|<杏璃さんの方は風の波動って言うか”風の声”を感じ取っているみたいだけど
みさちゃんの方は・・・・・・・・・・・・・?
みさお:从i - _-从<・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
(2人の様子をあやのは近くの大きな石の上の乗りながら見守っている・怪我なく修練が終わる事を
あやのは常に祈っていたのだった)
杏璃:i K(!- _-ノ!l i.。oO(「風は気まぐれな存在」とはいうけど、雷魔法の時の様にはいかないわねぇ・・・・・・・・・。
風の流れが頻繁に変化してる・・・・・・・・。)
(風の流れは読めているが変化の具合はまだ完全には読み切れていない様だ)
(ジリりっリリリッリり!!←杏璃がセットしていたタイマーが鳴る音)
あやの:|!ii ゚ー゚ノ.i|<杏璃さん、みさちゃん時間です!!
杏璃:i K(!;゚ー゚ノ!l i.<ハァァアァァァ・・・・・・・・・・・・。(緊張から解放された様な安堵を浮かべる)
あやの:|!ii ゚ー゚ノ.i|<読み取れたでしょうか?
杏璃:i K(! ゚ー゚ノ!l i<うん!波動を読み取る事は普段からやってる事だから十分出来たよ。
ただ流れが頻繁に変わるから波動をモノにするのはまだまだね・・・・・・・・。
流石は風の滝って感じね!!
あやの:|!ii ゚ー゚ノ.i|<みさちゃん、もう時間だよ!
みさお:从i - _-从<・・・・・・・・・・・・・・zzzzzzzzzzzzzzzzzzz。(←寝ている)
杏璃:i K(!#゚(フノ!l i<寝るな!! みさお:从i;(フ从<あ、イテ!
あやの:|!ii ゚ー゚ノ.i|<うふふふふふ。みさちゃんの方はどうだったの?
みさお:从i ゚ー゚从<何となくだけど(風の波動の)流れが見えた気がする。何かこう風が目で見えるように
分かりやすくなってる感じがしたよ!
(みさおも杏璃同様に風の流れを読み取る事が出来た様だ)

73:名無しさん@お腹いっぱい。
07/11/09 23:45
あやの:|!ii;゚ー゚ノ.i|<ん?(あやのの首もとに一瞬水に濡れた感覚を感じた)
ポツポツ・・・・・・・(←雨が降り始める)
みさお:从i;゚ヮ゚从<雨だってう゛ぁ!! 杏璃:i K(!;゚ー゚ノ!l i.<あの洞窟に避難よ!!
(滝の裏に立っている崖の裏にあった洞窟(←みさおが事前に見つけている)に雨宿りする3人、本降りになる前
に避難出来た)
杏璃:i K(! ゚ -゚ノ!l i<山は天気の変化が激しいと言うけど・・・・・・・・。
みさお:从i;゚ヮ゚从<何かマッチとかある?雨が降ってから急激に寒くなってきたんだけど・・・・?
杏璃:i K(! ゚ -゚ノ!l i<あるわよ。
(近くに落ちていた木の枝や木の葉を燃料に火を起こす)
みさお:从i ゚ヮ゚从<あったか~い!! あやの:|!ii ゚ー゚ノ.i|<杏璃さんもはい。 杏璃:i K(! ゚ー゚ノ!l i<ありがとう!
(あやのが用意していた熱いお茶(汲んだ川の水を火で沸かしたお湯に用意していた御茶の葉を混ぜた物)
を飲むみさおと杏璃、滝に打たれて冷えた体を温めるにはちょうど良かった!)

杏璃:i K(! ゚ー゚ノ!l i<体が温まるわ! あやの:|!ii;゚ー゚ノ.i|<雨止みませんね・・・・・・・・・。
(雨は一向に止む気配を見せない・洞窟内は風が来ない分気温の変化が少ないのもそうだ)
杏璃:i K(!;゚ -゚ノ!l i<フゥ・・・・・・・・・・・・・・・。 あやの:|!ii;゚ー゚ノ.i|<あら?みさちゃん寝ちゃってるわ。
みさお:从i - _-从<zzzzzzzzzzzzzzzzzzz・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
(御茶を飲んだ後すぐ眠っているみさおにあやのはジャンパーを掛けてあげる・疲れて眠っているみさおの姿
を優しい顔で見守るあやのであった)
杏璃:i K(!;゚ -゚ノ!l i<無理もないわ。朝早くから拠点地を出て険しい山道登って、途中脱水症状で倒れた
あやのんを背負って走って、そんで着いた途端にみさきちが苦手そうな修練をしたからねぇ・・・・・・・・。
(急激な疲労がみさおにのし掛かっていたみたいだ)
あやの:|!ii ゚ー゚ノ.i|<みさちゃんは私や柊ちゃん(かがみの事)だけじゃない”大切なモノ”の存在に
気づき始めているかもしれませんね・・・・・・・。杏璃さんに付いていったのも大切なモノを守れる力が欲しい意味
があっての事ですし。
(あやのがみさおの胸の辺りを翳す様に手を翳す、するとあやのの手から放たれる波動がみさおの
体を癒していく・あやのが放つ波動は杏璃にも察知する事が出来た)
杏璃:i K(!;゚ -゚ノ!l i.。oO(これが薬を使わずとも傷を治す事が出来るとされる”癒しの波動”か。
魔法科の本とかでは読んだ事があるけど使い手を見たのは初めてだよ。”癒しの波動”は100万人の内ほんの数人
しか持っていない力、この力1つで数千人の医者の技量に匹敵する力があるとされる力をみさきちの為だけに使う
のはある意味”あやのんの大切なモノを守る”ためにある力なのかもしれないわねぇ・・・・・・・・。
その力は”才能”に近い力だとは言うけど・・・・・・・・・・?)
杏璃:i K(! ゚ー゚ノ!l i<みさきちはおとなしくしていれば誰とでも仲良く出来る積極さを持ってる印象が付くんだけどね。
あやの:|!ii ゚ー゚ノ.i|<それは杏璃さんもそうじゃないですか? 杏璃:i K(!;゚ー゚ノ!l i<そうかな?
あやの:|!ii ゚ー゚ノ.i|<さっきの修練の様子を見てたんですけどね、みさちゃんがあんな真剣な顔をしているのは
初めてかもしれない。私がメンバーに加わった時に「私があやのを守ってあげるからね!」って言ってたんです。
みさちゃんにとって私は世の中で一番大切な人かもしれませんね。
杏璃:i K(! ゚ー゚ノ!l i<確かにみさきちの言動からしてもあやのんの言うとおりだね。それにしても
あやのんは”みさきちのお目付役”的な印象が強いんだよね、みさきちとあやのんの付き合いが長い事実があるし
みさきちの行動パターンを知り尽くしたかの様な動きもそうだし。
(実際あやのはみさおの隣に居ることが多く、みさおに対しての手の痒い所に手が届く様な配慮は
”みさおのお目付役”の印象をより強くしている)

74:名無しさん@お腹いっぱい。
07/11/09 23:47
あやの:|!ii ゚ー゚ノ.i|<やっぱりそう見えて居るんですね。私もみさちゃんのサポーターである事に誇りを持ってますし、
何しろ(みさおに向けて手を翳すのを止める)私の力はみさちゃんを守るために使うって決めていますから・・・・・・・。
(杏璃にみさおとの思い出話を話すあやの、みさおとの出会い・自分の中の力に目覚めた時の事等を話した)
あやの:|!ii ゚ー゚ノ.i|<私の力って泉さん(こなた)の読む漫画みたいな力じゃないですか!
そんな事あり得ないだろうと信じてもらえないだろうから今まで話さなかったんですけどね・・・・・・・・。
「みさちゃんを守りたい」って”願い事”をしてたらこの力が目覚めたらしいの・・・・・・・。
(「みさおを怪我や病気から守りたい」との想いが物腰が柔らかく世話好き(特にみさおに対しては)の言動を
生み出しているのかもしれない・・・・・)
杏璃:i K(! ゚ー゚ノ!l i<私は信じるよ、あやのんの中にある力を!!
あやの:|!ii ゚ー゚ノ.i|<私の力について理解してくれている人がいてくれれば私としても助かります。
杏璃:i K(! ゚ー゚ノ!l i.。oO(みさきちとあやのん、互いの大切な人を護る為に己の力を使う。これは長い月日を共に
過ごした絆の強さが生み出したのかもしれないわね。)

(杏璃はみさおとあやのの絆の強さに関心したのだった・話を終えると雨はすっかり止んでいた)
みさお:从i;- _-从<ん、うんんんんんんんんん・・・・・・・、ふぁーあ!(←あくび)
あやの:|!ii ゚ー゚ノ.i|<起きたみたいね、雨は止んでるよ。
(3人が外へ出てみると大きな虹が青空に照らされて美しい輝きを放っていた)
あやの:|!ii ゚ー゚ノ.i|<凄い!! 杏璃:i K(! ゚ー゚ノ!l i<これほど綺麗な虹は見たことがないよ!!
みさお:从i ゚ヮ゚从<おおおおおおおおお!! (虹は関心している内に直ぐさま消えてしまった)
あやの:|!ii;゚ー゚ノ.i|<あ、消えちゃった・・・・・・・・・。 杏璃:i K(! ゚ー゚ノ!l i<まぁ、虹を見た所で修行再開よ!
(再び修練を開始する杏璃とみさお、その様子をあやのが見守る)
みさお:从i ゚(フ从<はあああああああああああああああ!!!(←風の波動を手の甲に集中させる)
杏璃:i K(! ゚(フノ!l i<フゥゥゥゥゥゥゥゥ・・・・・・・・(←深呼吸で呼吸を整えながら風の波動を一点に集中させる)
(滝打ちで掴んだ風の波動の流れを読み取ると腕に風の魔力玉を作る)
杏璃:i K(! ゚(フノ!l i.。oO(風魔法はまず風の波動を読み取り流れに沿って魔力を集中させるのがコツだったわね!)
みさお:从i ゚(フ从<ハッ! 杏璃:i K(! ゚(フノ!l i<とぉっ!
(みさおの”エアースクリューバレット”と杏璃の風の魔力玉が激突する!・衝突した魔力玉は激しい爆風を発生させる)
杏璃:i K(! ゚ー゚ノ!l i.。oO(初めてにしては良い方かも。みさきちの方も”エアースクリューバレット”の威力が
格段に上がってる、これも滝打ちでの成果なのかもしれないわね!)
みさお:从i ゚ヮ゚从<凄いぜ、パワーが凄く上がってる!!(←左指を激しく動かす)
(みさおもパワーアップしている感覚を掴んでいる様だ・ある意味コツを掴んでいるのかもしれない)
杏璃:i K(! ゚ー゚ノ!l i<もう1発行くよ! みさお:从i ゚ヮ゚从<OK!
(再びみさおが”エアースクリューバレット”を放つと杏璃は”アンリ・バレットシュート”を放つ、威力・速度共にほぼ互角だ)
杏璃:i K(! ゚ー゚ノ!l i<うん、その調子! みさお:从i ゚ヮ゚从<まだまだ行くってう゛ぁ!!
(2人は風の波動をコントロールする修練が夕方まで続いた)

75:名無しさん@お腹いっぱい。
07/11/09 23:48
あやの:|!ii;゚ー゚ノ.i|<もうそろそろ日が沈みますし宜しいかと・・・・・・・?
杏璃:i K(!;゚(フノ!l i<ハァハァハァハァ・・・・・・・・・・、そうね・・・・・・・・。
(この日の修練は終了となった・夕食はあやのが用意した木の実や山の幸・みさおがつり上げた魚が並ぶ)
あやの:|!ii ´ヮ`ノ.i|<どうですか? 杏璃:i K(! ゚ヮ゚ノ!l i.<味は悪くないよ!
みさお:从i ゚ヮ゚从<旨いってヴァ! あやの:|!ii ´ヮ`ノ.i|<良かったです!
(あやのお手製のキャンプ料理は格段の旨さであった・日も沈み辺りはすっかり暗くなった、雨宿りした洞窟で
この日は夜を過ごす事となった・ちなみにキャンプ道具や寝袋等の山ごもりに必要な道具は杏璃・あやのが
用意していた為不自由はない)
みさお:从i ゚ -゚从<なぁ、杏璃。 杏璃:i K(! ゚ー゚ノ!l i<どうしたの?
みさお:从i ゚ -゚从<今日の修行をして思ったんだけどさ、やっぱり私専用のマジック何とかがいると思うんだよなぁ・・・。
杏璃みたいに自分専用の杖があれば多彩な技が使えるし・・・・・・・・。
杏璃:i K(! ゚ー゚ノ!l i<マジックワンドでしょう、私も「みさお専用のマジックワンドが必要だなぁ・・・・」って思ってた所よ。
みさお:从i ゚ -゚从<マジックワンドってどうやって作るの?

杏璃:i K(! ゚ー゚ノ!l i<マジックワンドはね自分が最も大切にしているモノを杖の形状の基本して使う者の
魔力や波動の型に合わせていろいろ性能や能力・ワンドに宿る意志の性格を決めたりするの・・・・・・・。
あるいは誰かが使ってたのを譲り受ける形で使うって事もあるし・・・・・・・・・。
なのはちゃん達が使う”デバイス”とは違って機械的な性能に頼らない分、魔法本来の力を発揮できる利点がある。
それに自分だけが使いこなせるオリジナル性もデバイスより大きい事もそうだね!
けど杖の形状を状況に応じて変形させたり、魔力の消耗を抑える為の出力を制御する事が苦手な欠点もあるし、
故障した時の修理もデバイスよりも手間が掛かる。
(杏璃がなのはチームのデバイスとはぴねす!チームのマジックワンドの違いを説明する・
デバイスはメーカー製のPC、マジックワンドは自作PCに例えれば長所と短所が分かるだろう・・・・・・・)

杏璃:i K(! ゚ー゚ノ!l i<マジックワンドは自分で作るとなると杖の作成の専門知識が必要だしね。
パエリアも魔法科に入学して間もない頃に担当教師の指導の下で作った物だから専門的な事は私もまだ
分からないんけど・・・・・・。
(杏璃がパエリアの制作秘話をみさおに語り出す・パエリアと共にあらゆる困難に立ち向かった記憶は杏璃の誇り
となっている)
杏璃:i K(! ゚ー゚ノ!l i<パエリアは最初は「性能が悪いなぁ」と思ってたんだけど、段々と愛着ってかパエリアの力を
信じたくなったんだよね。今はパエリアの所有者である事を誇りに思ってる。デバイスやマジックワンドにしたって
杖の性能を生かすも殺すも使う者の使い方しだいよ!それに愛着もって使った方が杖の意志も喜ぶしね。
みさお:从i ゚ヮ゚从.。oO(使う道具に愛着を持つかぁ・・・・・・・・・・・。)
(修行1日目は様々な成果をもって眠りについただった)

76:名無しさん@お腹いっぱい。
07/11/09 23:53
(翌朝)
ズドオオオオオンンンンンンンン!!!(←何かが墜落する音)
みさお:从i;゚(フ从<な、何だってVA!?
(大きな地響きが洞窟で眠っていた杏璃達の眠りを呼び覚ました)
杏璃:i K(!;- _-ノ!l i<な、なぁに!? あやの:|!ii;゚ー゚ノ.i|<朝から大きな音がしますけど何なのでしょうか?
(寝ぼけ眼で洞窟の外へ出てみると崖の上では爆発跡の様な煙が上がっていた)
あやの:|!ii;゚ー゚ノ.i|<行ってみましょ。
(崖の上へ上がってみるとそこには大きな穴と共に地面に倒れているドラゴンの姿があった!ドラゴンは助けを
求めるかの様に吠え続けている)
倒れたドラゴン<グオオオォォォォォォォォォォ・・・・・・・・・・・・。(←息が絶え耐えの状態)
みさお:从i;゚(フ从<ドラゴンだ! あやの:|!ii;゚(フノ.i|<このドラゴン怪我してるわ!!
杏璃:i K(!;゚ -゚ノ!l i<風の谷の近くにはドラゴン達の住処が多数存在していると言うけど・・・・・・?
(上空には別の緑色のドラゴンが倒れたドラゴン目がけて急降下してくる!)
緑色のドラゴン<オギャオオオオオオオオ!!(口から砲撃を放つ!!)
杏璃:i K(! ゚(フノ!l i<ミラージュバインド!!
(杏璃の反射魔法”ミラージュバインド”で砲撃を跳ね返し、返り討ちにすると緑色のドラゴンは逃げ出していく)
あやの:|!ii;゚(フノ.i|<待って!私はあなた(地面に倒れているドラゴン)を倒しに来たんじゃない!
だから私を信じて!!(←あやのを威嚇しているドラゴンを説得するあやの)
(あやのの意志が通じたのかドラゴンは威嚇を止めた、3人は倒れたドラゴンの手当を行う・あやのの
”癒しの波動”がドラゴンの怪我を癒していく、ドラゴンはあやのが傷を治している姿に安心したのか暴れる事なく
手当を受ける・更にあやのが用意していた包帯だけでは怪我した箇所全てに巻く事が出来ず木の葉を包帯に使った)
あやの:|!ii ゚ー゚ノ.i|<(ドラゴンの頭を撫でて)もう大丈夫よ、あなたの怪我は時間が経てば直るわ。
みさお:从i ゚ー゚从<あやの、このチビが言ってる事が分かるの?
あやの:|!ii ゚ー゚ノ.i|<みさちゃん、チビって言っちゃ駄目よ。一番気にしている事なんだから・・・・・・・・。
(←ドラゴンの言ってる事が理解出来ているかの様な反応)
ドラゴン<Zzzzzzzzzzzzzz・・・・・・・・・・・・・・・・・。(←痛みから解放されたのか眠っている)
杏璃:i K(!;゚ー゚ノ!l i<フゥ、何とか助けられたわね。それにしてもすっかりあやのんに懐いてるじゃない!
あやの:|!ii ゚ー゚ノ.i|<そうみたいね。私を母親と思いこんでいるみたい・・・・・・。
みさお:从i;゚(フ从<それでこのドラゴンはなんて種類のドラゴンなの?

杏璃:i K(!;゚ -゚ノ!l i<本で見たことがある種類のドラゴンだったよ。このドラゴンは”ボーマンダ”って言う種類の
ドラゴンよ。見つけた状況からするとおそらく、「ボーマンダは飛んでいた所を緑色のドラゴンに襲われた。
ボーマンダは緑のドラゴンの攻撃を受け、地面に墜落した」と見て良いわ!

77:名無しさん@お腹いっぱい。
07/11/09 23:54
杏璃:i K(!;゚ -゚ノ!l i<一般的なボーマンダは高さ1.5㍍ 重さは102.6kgとされている。
このボーマンダは一般的な大きさよりも一回り大きいって所かしらね・・・・・・・・。
ボーマンダは「翼が欲しいと強く願い続けてきた結果、細胞の突然変異により翼が生えた。その嬉しさを表すため
に大空を飛び炎を吐いて喜んでいる。ただし一度怒り出すと冷静さを失い爪であらゆる物を切り裂き、炎で焼き尽く
してしまう」と伝記では書かれているわ。
あやの:|!ii;゚ -゚ノ.i|<1度怒り出すと手が付けられない程の凶暴さを持ち合わせているドラゴンって事ですね。
杏璃:i K(!;゚ -゚ノ!l i<昔、ドラゴンを家族の様に扱い人々の生活を豊かにする事を使命とした
”龍使い・ドラゴンテイマー”がいたの。
ドラゴンは人間などの他の種族との関わりを持ちたがらない種族であり、
ドラゴンテイマーの様にドラゴンを懐かせるのは相当なドラゴン達が従えるべき主と認める程の人間性と優しさ
を持った者でなければならなかった。それにドラゴンテイマーが遣わすドラゴンは生まれた時から人間と一緒に生活
させる事で可能だったモノよ。もしもの話になるけどボーマンダがあやのに懐いて来るとなると

”ドラゴンテイマー・峰岸あやの”

って事も不可能ではないわ!伝記に書かれてたドラゴンテイマーのドラゴンよりは扱いが難しい類になるとは思うけど・・・・・・・・。
あやの:|!ii;゚ -゚ノ.i|<・・・・・・・・・・・・・・・・・。
みさお:从i ゚ー゚从<大丈夫だよ!あやのの優しさはボーマンダに届くよ!あやのの誰に対しても親切な優しさ
は本物だってう゛ぁ!!まだ幼稚だった頃からあやのを見てきた私が言うんだから間違いないよ!!
あやの:|!ii ゚ー゚ノ.i|<ボーマンダも目覚めた時には助けてくれてたお礼がしたいのかもしれませんね。

(朝食後を取った後、修行を開始するみさおと杏璃・あやのは眠っているボーマンダの隣で光景を見守っている)
あやの:|!ii ゚ー゚ノ.i|<みさちゃんの方も風の力が増しているみたいね。
(しばらくして眠っていたボーマンダが目覚めた)
ボーマンダ<ZZZZZZZZZ・・・・・・・・・・・・・・。
あやの:|!ii;゚ -゚ノ.i|<まだ動いちゃ・・・・・・・・・。まだ怪我の傷が塞がっていないのですから・・・・・・。
ボーマンダ<・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。(←あやのの言葉に聞き入った様な反応)
あやの:|!ii ゚ー゚ノ.i|<(ボーマンダの頭を撫でて)よしよし。みさちゃんも杏璃さんも大切なモノを護るために
自分を磨いてるみんな(SOS団勢力メンバー達)もそう、1人の力はとても小さなモノかもしれない。
けどその小さな力がたくさん集まれば大きな力となる、その小さな力を少しでも大きくする為にやるべき事を見つけて
頑張ってる。みさちゃんのサポーターとして見守るのが私が見つけた役割だから・・・・・・・・。
ボーマンダ<・・・・・・・・・・・・・・・・・。(←あやのの言葉を聞いている)
(ボーマンダはあやのの言葉を聞いてどう思ったのか定かではなかった)

78:名無しさん@お腹いっぱい。
07/11/09 23:57
(昼になりあやのが用意した昼食を取っている時の事)
みさお:从i ゚ー゚从<ボーマンダもすっかりあやのに懐いてるな。
杏璃:i K(! ゚ー゚ノ!l i<後はあやのん次第って所かしら。あやのんの優しさがボーマンダの気持ちを
変化させたんだね!
(杏璃もあやのに懐いているボーマンダの姿に安心したのであった)
みさお:从i ゚ー゚从<よいっしょっと!
(ボーマンダを崖の下へと怪我している箇所を傷つけないよう慎重に運ぶ・
まだ空を飛ぶ事は出来ないが足で出歩く事は出来る様だ)
あやの:|!ii;゚ -゚ノ.i|<おっとととと。
ボーマンダ<ギャォォォオオオオオオオ!(←まだ体調が万全ではない状態)
杏璃:i K(!;゚ -゚ノ!l i<何だろ此?
(ボーマンダが落ちた穴の下には箱の様なモノが埋まっていた・箱がさび付いている事からも何者かが
かなり古くに埋めたモノなのだろう)
みさお:从i ゚ー゚从<開けてみようぜ!!
(罠が仕掛けられているかもしれないと警戒していたが罠もなく中を開ける事が出来た)
みさお:从i;゚(フ从<何だろ? 杏璃:i K(!;゚ -゚ノ!l i<どれどれ?

(箱の中には10枚の鉄板の様なモノが入っていた鉄板は赤・青・黄・緑・紫・白・銀・金・茶・オレンジの10色
で片面には火・水・土・風・光・闇・金・木・月・太陽をイメージした絵が刻まれもう片面には日本語でも英語でもない
記号の様な文字で刻まれている文章(?)が刻まれていた)

杏璃:i K(!;゚ -゚ノ!l i.。oO(何かの力を秘めたプレート!?)
みさお:从i;゚(フ从<(プレートを隅々までを調べている)なんて書いてあるんだ?
杏璃:i K(!;゚ -゚ノ!l i.<確証はないけどこれは”ヒイラギックテキスト”だと思う・・・・・・・。
みさお:从i;゚(フ从&あやの:|!ii;゚ -゚ノ.i|<”ヒイラギックテキスト”!?

杏璃:i K(!;゚ -゚ノ!l i.<かがみちゃんのお父さんから聞いた事があるわ。
「中世のどこかの時空では柊一族は国に仕える魔法使いだったらしい。その時代外部への情報流出を防ぐ目的で
柊一族だけが解読出来る暗号文が作られたらしい」の。”ヒイラギックテキスト”は言わば柊の名を持つ者にしか
読めない暗号文って事よ!こなたんが”チンパンジー語”と称して呼んでいるのがそうみたい。
みさお:从i;゚(フ从<柊一族しか読み取れない文字・・・・・・・・、そういえば柊の奴もディアルガ・・・・だっけ
そいつを呼び出す時にいつも変な事を喋ってたけどあれもそうなのか?

杏璃:i K(!;゚ -゚ノ!l i.<おそらくね。かがみちゃん曰く「金剛玉を持ってるだけではディアルガは召還出来ない、
召還するには”召還詠唱呪文”を正確に唱える必要がある。その”召還詠唱呪文”は日本語でも英語でもない
”ヒイラギックテキスト”で書かれており柊の名を持つ者にしか解読出来ないらしい。」ってね。
あやの:|!ii;゚ -゚ノ.i|<杏璃さんには分かるんですか?

79:名無しさん@お腹いっぱい。
07/11/09 23:59
杏璃:i K(! ゚(フノ!l i<私も柊の名を持つ魔法使いよ!かがみちゃん程ではないけど多少は分かるわ。
えーっと、風の模様が刻まれての白のプレートは「風の力を秘めし力、日下部の名の下に悪を挫く力となる。」
んで太陽の様な模様が刻まれているオレンジのプレートには「陽の力を秘めし力、峰岸に名の下に
龍を従える力となる。」と書かれているわ!!

(その時、みさおが手にしていた”風のプレート”とあやのが手にしていた”太陽のプレート”が輝きだした!)
みさお:从i;゚(フ从<な、何だってVA!!
(プレートが徐々に形を変えていく、風のプレートは銃型のマジックワンドに、太陽のプレートは腕輪に変わりあやの
の左腕に装着される)

みさお:从i;゚(フ从<・・・・・・・・・・・・・・・・・、これは・・・・・・・・・。
あやの:|!ii;゚ -゚ノ.i|<一体何だったのでしょうか?・・・・・!!
(杏璃が調べてみるとみさおの手に持つマジックワンドはみさおの戦闘形態や波動に応じて銃・槍・短剣に
変形する仕組みになっている事が分かった)
杏璃:i K(!;゚ -゚ノ!l i.<それで試しに撃ってみて!
みさお:从i;゚(フ从<わ、分かった。
(マジックワンドを銃の形状に変形させると用意していた的用の木の棒に銃口を向ける、しかし一向に弾が出ない)
みさお:从i;゚(フ从<あ、アレ?弾が出ないってう゛ぁ!
杏璃:i K(!;゚ -゚ノ!l i.<弾は普通の銃弾じゃないわ!私が知る銃型のマジックワンド使い(銃使いのフィーナ姫護衛班の事)
が使う銃弾は魔力で作り出した魔力弾を銃弾にして撃ってたわ!!もしかしたらこのワンドも・・・・・・・・。
みさお:从i;゚(フ从<やってみる!!フゥウウウウウウウウウウ・・・・・・・・・・・・・・・・・。(←深呼吸)
(みさおの深呼吸に合わせるように風の波動がマジックワンドに取り込まれていく)
みさお:从i;゚(フ从.。oO(感じる、このマジックワンドの力が!!)

はあああああ、ブレイブショット!!
 ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
     _ 
    '´   ヘ 
    .iノ从リヽ )   、\  | /  /
    从i ゚(フ从  .__  ,ゝ⌒ヾ∠___,,___,,___,___ -ニ ̄ ゙̄ヽ、
    クZつニ0ニミ((;;;;)     ....... ............................. ...........       )
     7,_,〉、     ̄´// ∨く ̄~  ̄ ̄ ¨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄--=、___,ノ
     (_^)^)     / /   !  \
(と銃口から風の波動を纏わせた魔力弾が発射されそのまま的に命中する!!)

80:名無しさん@お腹いっぱい。
07/11/10 00:00
杏璃:i K(!;゚ -゚ノ!l i.<これがみさきちの新たなる力・・・・・・・・・。
(銃の弾丸は空気そのものを練り込ませたモノである、空気がある限り何発でも撃つ事が出来るのだ)
みさお:从i ゚ー゚从<段々使い方が分かってきたぜ!!フウウウウウウウウ・・・・・・・・・・・。(←深く深呼吸)
(さっきよりも深い深呼吸をするとより強い風の波動がみさおのマジックワンドに取り込まれていく)

: . ' ; '..; : ',,' ・.。;: . ' : ; .;: ;. ' ・ .,;,;'"';;;,.    ..,;; .__.;;;__  ____ ______从人'.;: '.; :
,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,;' :' ・ ' . '.; .:. .,;;.   ..;;;  一.;;; 三== ̄ ̄ ̄──  ̄ ̄ ̄      _ て.;: . 。;'
           \:' ; ; ; ''.:| .;;; =二三 ̄ ;;; =   __   ̄ ̄ ̄ ̄ ──   ̄ ̄   ヽ'.;: .: . . 
         _ \ ;.; ': .|.;,;; _三 ̄   .;,;; ─.   ̄ ̄ ̄  =─ ___─て ' ;;.
  .:.:::.;..;  .'´   ヘ  \从 ,;; 三ニ .__.;,;; __  ─  __  ,  , _ ──__そ "  '  
  .:.::.:::.;.; .iノ从リヽ )  γ,;;二      .;,;; ─   =    ̄ ̄ ;;:::;:::;;:.::←的
  ...:.:.::;;:; 从i ゚(フ从  .,;;  三     .,;;; __  = ──   :.;:::;;;:;:;;;:'' ─  ̄ ̄= (  ,:,
 ....:.:.;.;;.;.;   クZつニ0ニミ((;;;;)ヽ.;;;二    = .,;;;  ̄ ̄ ─  ̄ ̄   ,,'i;:;.,;';::;;:: ____ ──( ,:,'
 ..:.:.;;;.;.;;.;    7,_ ,〉  /W ..;; 三二 ─.:,;; ─  _ =___   :;:::;;::;::; _  ̄ ̄  ̄   >. :''
   .:;.:.;;.;   /_/l__|.../'. '.;.: .|.;;; ̄三      ;;; ─__   ─ ̄;  ;;::;:::;;;:;;::  ̄ __   ̄  (. :' ;; '
,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,/: ;:'; '.; '";| .;;; =ニ三 _ ..;;, =    ─ ̄  ̄ ̄     ,   ̄        ⌒: ' "`.;:
・ '.;: . ' ; ''.;: '.; : ; ;:+:゚*:。:゚。:+゚・:。+゜:*::+ ゜     ,_〉'  ``‐、__〉   iヘ、_/l.へ_,i' ト√     
______∧________
行くぜ、”ブレイブバスター”!!

(”ブレイブショット”よりも更に強力な一撃が的を木っ端微塵に破壊するその一撃はなのはの”ディバインバスター”を
思わせる一撃である)
あやの:|!ii;゚ -゚ノ.i|<す、凄い・・・・・・・・・・。
みさお:从i ゚ー゚从<これを持った途端、体が軽くなった気がするぜ!!アベアット!!
(みさおのが唱えるとマジックワンドは再びプレートに戻っていく)
杏璃:i K(!;゚ -゚ノ!l i.<まぁ、みさきちにとっては専用のマジックワンドを手に入れたんだしこれはこれで良いか・・・・・。
んであやのんの方は・・・・・・・、
(あやのを見てみるとあやのの周りには癒しのオーラが嘗て無い程に多く発し波動が隣にいたボーマンダの傷を塞いでいく)
ボーマンダ<ギヤオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!×5
あやの:|!ii - _-ノ.i|<・・・・・・・、この腕輪からドラゴン達の熱き力を感じます!!それに
ボーマンダが「私の力になりたい」と呼びかけているわ!!
杏璃:i K(!;゚ -゚ノ!l i.。oO(あやのんの方は「龍を従わす力」つまり”ドラゴンテイマー”の力か・・・・・・・・。)
あやの:|!ii ゚ー゚ノ.i|<ボーマンダ、試しに火炎放射を打ってみて!!
ボーマンダ<ガオオオオオオオ!! あやの:|!ii - _-ノ.i|<・・・・・・・。
(ボーマンダがあやのの指示通りに火炎放射を上空に放つ!!ボーマンダはあやのが従える龍の如くあやのの
言うことを聞いている)

81:名無しさん@お腹いっぱい。
07/11/10 00:01
杏璃:i K(!;゚ -゚ノ!l i.。oO(あやのんはボーマンダの力を制御している・・・・・。もしかしたら今朝の懐かせる
言動と言い、ボーマンダを安心させてると言い、あやのんにはドラゴン達に愛させる愛情のようなモノが
あるのかもしれない・・・。)   (杏璃が納得していた時、上空には・・・・・・)
緑色のドラゴン<プギャアアアアアアアアア!!

(朝にボーマンダを襲った緑色のドラゴンが再び現れる!!今度は仲間と思われる2匹のドラゴンを引き連れている)
みさお:从i;゚(フ从<あのドラゴンだ! あやの:|!ii ゚(フノ.i|<また現れたわね!!
みさお:从i;゚(フ从<アデアット!!(←さっきのマジックワンドを取り出す)
杏璃:i K(! ゚(フノ!l i<今度はそうは行かないわよ!!私達の新たなる力見せてあげるわ!!
ボーマンダ<グゥ。(←あやのに背中を向けるように方向を変える)
あやの:|!ii;゚ーノ.i|<もしかして「乗って」って事? ボーマンダ<グウ。(←あやのの問いに答える様に首を縦に振る)
あやの:|!ii ゚(フノ.i|<分かったわ!あなたの意志のままに、ボーマンダを遣えし”ドラゴンテイマー・峰岸あやの”
ここに参る!!(とあやのはボーマンダの背中に乗り空へと飛ぶ)

みさお:从i ゚(フ从<ハアアアアア!!
(ブレイブショットをドラゴンに放つ命中率は4発に1発当たる確率である)
みさお:从i ゚(フ从<フゥウウウウウウウウウウ・・・・・・・・・・・・。(←深呼吸)
(ブレイブショットはどう深く呼吸しても一呼吸で6発しか放てず、6発放つ→深呼吸→6発放つ→深呼吸の繰り返しである)
みさお:从i ゚(フ从<アタラネェ、ならランスフォーム!!
(マジックワンドが銃型から銃の形だった部分が取っ手となり槍型に変形していく、風の波動で具現化した槍の先端に
魔力球を形成し)
みさお:从i ゚(フ从<おりゃあああああ!! ドラゴンA<ヴァヴァヴァヴァヴァヴァ!!
(”エアースクリューバレット”がドラゴンに命中する!!)
みさお:从i ゚(フ从<風の滝で身につけた力をお前に見せてやるぜ!!
(みさおの足下に魔力を纏わせると同時に槍に風が渦を巻いて行く)
フォオォォォォォォォォ!!(←風がみさおの周りに渦を巻く音)

みさお:从i ゚(フ从<行くぜ!! ズドオオオオオンンンンン!!(←みさおがロケットの如く急加速してくる音)
(みさおが瞬間移動した様に急加速しながらドラゴンに向かって飛んでいく・ドラゴンもみさおの加速は避けきれなかった)
みさお:从i ゚(フ从<ハアア!!(風を纏った強烈な突きがドラゴンの体を貫通する!!突き刺した反動がみさおを空へと
舞い上がらせる)
ドラゴンA<ガアアアアアアアアアアアア!!!(←ドラゴンAはそのまま高度を下げながらも逃げ出していく)
みさお:从i;゚(フ从<うぉぉととっとととっと!! あやの:|!ii ゚(フノ.i|<みさちゃん!!
(墜落しそうになったみさおをボーマンダの背中に乗ったあやのが救出する)

82:名無しさん@お腹いっぱい。
07/11/10 00:03
みさお:从i ゚ヮ゚从<助かったぜ!! あやの:|!ii ゚ー゚ノ.i|<みさちゃんの力凄かったわよ!!
みさお:从i ゚ヮ゚从<えへへへへ。 あやの:|!ii ゚ー゚ノ.i|<みさちゃんは後ろで休んでて良いわ。ボーマンダ、みさちゃん
の重さも加わって飛びにくくなるけど、私が援護するから心配しないで!!
ボーマンダ<ギヤオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!(←あやのの言っている事が理解出来ている様だ)
ドラゴンB<ゴオオオオオオオオ!! 
あやの:|!ii ゚ー゚ノ.i|.。oO(感じる、この腕輪を身につけた事で出来る魔法が私には分かる!!)
あやの:|!ii ゚(フノ.i|<プロテクション!!
(あやのが張った防御魔法がドラゴンの砲撃を打ち消していく!)
あやの:|!ii ゚(フノ.i|<ボーマンダ、”ドラゴンブレス”!! ボーマンダ<ギヤオオオ!!
(ボーマンダの口から青い息吹が放たれていく、しかしドラゴンはそれを避けると今度は鋭い爪攻撃を繰り出す!!)
あやの:|!ii ゚(フノ.i|<フライトアップ!! (あやのが唱えた高速化魔法で素早さが上昇したボーマンダの動き
が爪攻撃を避けていく)
あやの:|!ii ゚(フノ.i|<ボーマンダ、火炎放射!! ボーマンダ<ギヤオオオ!!
(口から炎が放たれるとドラゴンに命中する・あやのの的確な指示を受け入れてるかの如くボーマンダは
空を飛ぶ)
ドラゴンB<アギャアアアアアアア!!(←フラフラに飛びながらもまだ戦える状態だ)
あやの:|!ii ゚(フノ.i|<ボーマンダ、そろそろ・・・・・・・・・。
(あやのの指示通りにみさおを地上に降ろすと・・・・・・)
あやの:|!ii - _-ノ.i|<wii uderu desu arukana asu deiru vivivo falide3sa・・・・・・・・・(”ヒイラギックテキスト”詠唱中?)
(あやのが何かを唱えている隣でボーマンダが砲撃の体制に入る、口から凄まじいエネルギーが貯められていく・
あやのの補助魔法がボーマンダが放とうとしている砲撃の威力を更に高めている様だ)

あやの:|!ii ゚(フノ.i|<ボーマンダ、”ドラゴニックバースト”発射!!
ボーマンダ<ギャオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!
(ボーマンダの口から放たれた光線の一撃がドラゴンを直撃する!!直撃を受けるとそのまま墜落する!)

みさお:从i;゚ヮ゚从<あやのの”ドラゴンテイマー”の力、ボーマンダを従わせる力なんだな・・・・・・・。
あやの:|!ii ´ヮ`ノ.i|<ボーマンダ、お疲れ様!!(←ボーマンダの労を労う様に頭を撫でる)
ボーマンダ<ガオオオオオオオ!!(←あやのに撫でられて喜んでいる)
あやの:|!ii ´ヮ`ノ.i|<きゃははは、くすぐったいわよ!!(←顔をボーマンダの舌で犬の如く舐められている)
(腕輪が再びプレートに戻る・もはやボーマンダはあやのの仲間になっている)

83:名無しさん@お腹いっぱい。
07/11/10 00:03
杏璃:i K(! ゚(フノ!l i<ミラージュバインド!!
(杏璃の反射魔法”ミラージュバインド”でドラゴンの砲撃を跳ね返していく)
杏璃:i K(!;゚(フノ!l i<(息切れた声で)ハァハァ・・・・・・・・・・。
杏璃:i K(!;゚(フノ!l i.。oO(”ミラージュバインド”は敵が放った威力を倍返しする反射魔法、その使用する側も
跳ね返す威力が大きいほど負荷も大きくなる。流石に連続使用は疲れがのし掛かるのが早いわねぇ・・・・・・・。)
ドラゴンC<ガオオオオオオオオオ!!!(ドラゴンの氷柱を雨の如く降らせる攻撃を結界で塞いだがバテバテの状態だ)
杏璃:i K(!;゚(フノ!l i<(息切れた声で)ハァハァハァハァハァハァハァハァ・・・・・・・・・・。
杏璃:i K(!;゚(フノ!l i..。oO(落ち付くんだ、風の滝で身につけた技術を今ここに使うときよ!!)
杏璃:i K(! - _-ノ!l i<・・・・・・・・・・・・。
(杏璃が目を閉じたまま迎え撃つ体制に入る!ドラゴンの急降下からの爪攻撃が杏璃を襲う・しかし杏璃は目を閉じたまま
避けていく、何度ドラゴンが爪攻撃を繰り出しても杏璃は尽く交わしていく、杏璃は目ではなくドラゴンが放つ波動の位置
でドラゴンの動きを掴み更に風の波動を読み取りドラゴンが杏璃に近づく瞬間に)
杏璃:i K(! - _-ノ!l i<ハアアアアア!! ドラゴンC<グァァアアアアアアア!!
(杏璃の新技、風と雷魔法を融合させた波動を纏わせた杖を槍の如く貫く一撃”グレイブスピアー”が炸裂する!!)
杏璃:i K(! ゚ヮ゚ノ!l i<やった!!そして出来た、風と雷を組み合わせた魔法が!!
ドラゴンC<ぐぁっぁあ・・・・・・・・・・・・・・・・・。(←倒れる)
(鎧の様な皮膚と筋肉を持つドラゴンの肉体も”グレイブスピアー”に一撃には耐えられなかった様だ)

あやの:|!ii ´ヮ`ノ.i|<はい、これでお終い! ドラゴンA<ギャオオオオオオオ!!
(あやのの癒しの波動で緑のドラゴン3匹の手当を受ける)
あやの:|!ii ´ヮ`ノ.i|<(ドラゴン達に頭を撫でながら)もう悪さはしないでね!
ドラゴンB<ギャオオオオオオ!! (緑色にのドラゴン達が空の彼方へと去っていく)
杏璃:i K(! ゚ー゚ノ!l i.。oO(さっきまで暴れていたドラゴン達をここまで大人しくさせるとはね、あやのんの
”ドラゴンテイマー”として覚醒しようとしてるのは確かね!それにみさきちもあのマジックワンドとの
相性も合ってるみたいだし。)
(この日は大きな収穫を得て修練は終了となった)

84:名無しさん@お腹いっぱい。
07/11/10 23:45
(風の滝での修練最終日、朝目覚めると・・・・・)
あやの:|!ii ´ヮ`ノ.i|<ボーマンダ、おはよう! ボーマンダ<ギャオオ!!(←あやのの挨拶に返事する様な声)
あやの:|!ii ´ヮ`ノ.i|<よく眠れたかしら? ボーマンダ<ガオオ!!
あやの:|!ii ´ヮ`ノ.i|<よしよし。あなたを見てるとまだ幼かった頃のみさちゃんを思い出すわ。
お父さんお母さんから”峰岸あやの”の名前を貰って、みさちゃんと出会って、柊ちゃん達と出会って、SOS団勢力の
皆さんと出会って、昨日あなたと出会った。1つの出会いが新たなきっかけをもたらしてくれてるのかもしれないわね。
(修練が終わってからボーマンダはあやのの元から離れようとしない・あやのの優しさがボーマンダの心に変化を
もたらしている)
みさお:从i - _-从<フワァァアアアアアアア・・・・・・・・・・。(←欠伸)あやの・・・・おはよぉぉぉ・・・・・・・・・・。
あやの:|!ii ´ー`ノ.i|<みさちゃん、おはよう!!杏璃さんは? みさお:从i - _-从<もうすぐ起きると思うよ。
(数分後には杏璃も起きてボーマンダと一緒の朝食後、朝の修練が始まった・この修練からあやのも加わる事になった)
みさお:从i ゚(フ从<エエエエエエエエ、滝を切る!?
杏璃:i K(! ゚ -゚ノ!l i<そうよ、風の塊である滝を上と下で分ける様に切るの!つまりここからだと上の滝の部分・
切った隙間・下の滝の部分と重なる訳!これで風の滝での修行は完了するわ!!
みさお:从i;゚(フ从<出来るのか? 
杏璃:i K(! ゚ -゚ノ!l i<みさきちの言うとおり滝を切るのは難しい事である事は確かよ!しかし者が技の性能を
確認するには欠かせないモノよ!!私はパエリアでみさおは”ウインドブレイカー”(みさお命名のマジックワンド)
を使って、あやのんはボーマンダと連携を確認する意味も兼ねてあやのんの補助魔法とボーマンダの砲撃
とのコンビネーション攻撃で行うわ!!
あやの:|!ii ゚ー゚ノ.i|<ボーマンダ、お願いね! ボーマンダ<ギャオオオオオオオ!!
杏璃:i K(! ゚ -゚ノ!l i<私からやって見るわね!!
(杏璃が足下に魔法陣を展開させると魔力を集中させていく杏璃には雷の波動がはっきりと見えてくる)
杏璃:i K(! ゚(フノ!l i<ハァッ!
(シュパァァァァァンンンンン!!←杏璃が”サンダークロス”を放つ)
(サンダークロスの太刀筋は一瞬だけだったが風がない空間を作り出す事が出来た)
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::←上側の風の塊
----------------------------------- 
-----------------------------------←”サンダークロス”で切り裂いた事で出来た隙間
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::←下側の風の塊
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

85:名無しさん@お腹いっぱい。
07/11/10 23:45
みさお:从i ゚ー゚从&あやの:|!ii;´ヮ`ノ.i|<おおおおおお!!
(隙間はすぐに消え上側と下側の塊が一体化していく)
杏璃:i K(! ゚ー゚ノ!l i<まぁ、こんなモノよ!よぉく集中すれば出来る事よ!!
みさお:从i ゚ー゚从<今度は私だな!
(みさおが”ウインドブレイカー”を槍形態に変形させると・・・・・・)
クルクルクルクル!!(←槍の先端に風の波動を纏わせる)
みさお:从i ゚(フ从<”ブレイブクロス”、逝けえええええええ!!!
(杏璃の”サンダークロス”を真似たみさおの高速の太刀筋が滝を切り裂いたが杏璃の様に隙間は出来なかった)
みさお:从i;゚(フ从<ハァハァハァハァ・・・・・・・・。杏璃の様には行かないみたいだな・・・・・・・・。
杏璃:i K(! ゚ー゚ノ!l i<初めてにしては上出来じゃない!
あやの:|!ii ´ヮ`ノ.i|<それじゃ次は私とボーマンダの番ですね。ボーマンダ、行くよ!! ボーマンダ<グギャオオオ!!
あやの:|!ii ゚(フノ.i|<”ドラゴンテイマーフォーム”起動!!
(あやのの服装がマントを羽織った魔法衣の様な姿に変身していく、同時にあやのの足下に魔法陣が張られると
魔力を集めていく)
あやの(ドラゴンテイマーフォーム):|!ii -(フノ.i|<フゥウウウウウウウウウウ・・・・・・・・・・。
(腕輪から発せられた波動がボーマンダを包み込むとボーマンダの力が高められていく)
あやの(ドラゴンテイマーフォーム):|!ii ゚(フノ.i|<ボーマンダ、”ドラゴンクロー”! ボーマンダ<ガオオオオオオオ!!
(ボーマンダの右手からの爪攻撃”ドラゴンクロー”が滝を切り裂いていく・その一撃は滝を見事に2つに切り裂いた)
みさお:从i ゚ー゚从<あやのとボーマンダのコンビネーションも凄いぜ!!
ボーマンダ<オオオオオオオオ!(←みさおに褒められ照れている)
あやの(ドラゴンテイマーフォーム):|!ii ´ヮ`ノ.i|<ありがとう!
(と修行は続けられたのである・杏璃は”グレイブスピアー”の性能を高める修行、みさおは”ウインドブレイカー”を
使いこなす為の射的の命中率を上げる修行、あやのは補助魔法の性能を高める事&ボーマンダとの連携技を良くする為
の修行を行った)

杏璃:i K(!;゚(フノ!l i<(息切れた声で)ハァハァハァハァハァ・・・・・。最後にこれで終わりにするか。
パエリア、”ブレイブフォーム”!!
(パエリアの先端がキャノン砲の様な形に変形すると杏璃は風と雷の波動を同時にパエリアに纏わせる・
先端に魔力が序々に貯められていくその様はみさおが見せた”ブレイブバスター”やあやのとボーマンダの連携技
”ドラゴニックバースト”を想像させる)

86:名無しさん@お腹いっぱい。
07/11/10 23:46
: . ' ; '..; : ',,' ・.。;: . ' : ; .;: ;. ' ・ .,;,;'"';;;,.    ..,;; .__.;;;__  ____ ______从人'.;: '.; :
,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,;' :' ・ ' . '.; .:. .,;;.   ..;;;  一.;;; 三== ̄ ̄ ̄──  ̄ ̄ ̄      _ て.;: . 。;'
           \:' ; ; ; ''. .;;; =二三 ̄ ;;; =   __   ̄ ̄ ̄ ̄ ──   ̄ ̄   ヽ'.;: .: . . 
        ,ィ^i^iヽ ㍉;.; ': ..;,;; _三 ̄   .;,;; ─.   ̄ ̄ ̄  =─ ___─て ' ;;.
  .:.:::.;..;/》《´ノ^ `》《ヽ 从 ,;; 三ニ .__.;,;; __  ─  __  ,  , _ ──__そ "  '  
  .:.::.:::.l メ ノノリ))リ <二ンγ,;;二      .;,;; ─   =    ̄ ̄ ;;:::;:::;;:.:
  ...:.:.::;i K(! ゚(フノ!.介/.,;三     .,;;; __  = ──   :.;:::;;;:;:;;;:'' ─  ̄ ̄= (  ,:,
 ....:.:.;.; ノ ノ ,.く)爻iつ//、()ヽ.;;;二    = .,;;;  ̄ ̄ ─  ̄ ̄   ,,'i;:;.,;';::;;:: ____ ──( ,:,'
 ..:.:.;;;.(.( ノ /v;vi // ),/W ..;; 三二 ─.:,;; ─  _ =___   :;:::;;::;::; _  ̄ ̄  ̄   >. :''
 :;.:.;;.;  んr~じフ~ゞ/'. '.;.: ..;;; ̄三      ;;; ─__   ─ ̄;  ;;::;:::;;;:;;::  ̄ __   ̄  (. :' ;; '
,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,/: ;:'; '.; '"; .;;; =ニ三 _ ..;;, =    ─ ̄  ̄ ̄     ,   ̄        ⌒: ' "`.;:
・ '.;: . ' ; ''.;: '.; : ; ;:+:゚*:。:゚。:+゚・:。+゜:*::+ ゜     ,_〉'  ``‐、__〉   iヘ、_/l.へ_,i' ト√     
______∧________
杏璃版”スターライトブレイカー”、”ブレイブ・バーストストリーム”発射ァァァァァァ!!!

(風の滝での修行の集大成”ブレイブ・バーストストリーム”が風の滝に大きな穴を作る・滝に大きな穴が
出来た事からも”ブレイブ・バーストストリーム”を受けて無事で居られる者はそう多くはいないだろう・・・・・・・)
みさお:从i;゚(フ从<す、スゲェエエエエエエエ!!!(←”ブレイブ・バーストストリーム”の威力に声も出ない)
杏璃:i K(!;゚(フノ!l i<(息切れた声で)ハァハァハァハァハァ・・・・・、何とか完成したわね・・・・・・・・・・。
つ、疲れた・・・・・・・・・・・。
(杏璃はその場に座り込んだ)

杏璃:i K(! ゚ー゚ノ!l i<そろそろ帰らないといけないわね!!
(杏璃達が帰る支度を終えるとボーマンダが「乗れ」と言わんばかりの動作をして待っていた)
あやの:|!ii ´ヮ`ノ.i|<もしかして送ってくれるの? ボーマンダ<グウ。(首を縦に振る)
杏璃:i K(! ゚ー゚ノ!l i<ありがとう、感謝するよ!!
(気流の乱れが激しい為飛行魔法が使えない風の滝からの帰りの道のりを空を飛んで帰れるのはとても
心強い)
あやの:|!ii ゚(フノ.i|<乗ったわねボーマンダ、出発よ!! ボーマンダ<ギャオオオオオオオ!!
杏璃・みさお・あやのを乗せてボーマンダは空へと飛び立った・夕日に照らされた山の景色は
昼とは違った姿を見せる)
みさお:从i ゚ヮ゚从<この3日いろいろと楽しかったぜ!!マジックワンドを手に入れたし、風の力も
パワーアップ出来たしな!!
あやの:|!ii ´ヮ`ノ.i|<私もボーマンダとは仲間になれたし私の力を”大切なモノを護る為に使う”
決心を後押ししてくれたボーマンダには感謝したいわ!!
杏璃:i K(! ゚ー゚ノ!l i<私も当初の目的は達成出来たし良いとしようか!!
(風の滝での成果をいずれ発揮する時も遅くはないだろう、3人は修行で得た自信を胸に拠点地へと
帰還していったのだった・・・・・・・・・)

87:名無しさん@お腹いっぱい。
07/11/10 23:46
杏璃:i K(!;゚ -゚ノ!l i.。oO(それにしてもあのプレート、何かと関係がありそうね。
10枚あったプレートの内”風のプレート”がみさきちに、”太陽のプレート”があやのんの力に反応し
みさきちには風のマジックワンドの力を手に入れ更なる強さを得た、あやのんもボーマンダ
との連携技と補助魔法に特化した”ドラゴンテイマー”の力を目覚めさせる事となった。残る8枚
のプレートにも何かの力を秘めているのは間違いないみたいね!)
(杏璃の手持ちにある8枚のプレート、その謎もいずれ明らかになる事だろう・・・・・・・・)

(夜になり人も疎らになった公園でボーマンダは降り立つ)
あやの:|!ii ´ー`ノ.i|<今はここでお別れになるけどあなたの力が必要になった時
また会う事が出来るから・・・・ね。この別れは「さよなら」じゃない、「また逢おうよ」だよ!!だから・・・・・。
ボーマンダ<ウオオオオオオオオオオオオオ!!!(←あやのとの別れを堪えている)
(ボーマンダは夜の空へと消えていった・またあやのに会える事を信じて)
あやの:|!ii ´ー`ノ.i|<ボーマンダ、次に会うときまでに私もっと強くなるからね!!
あなただけの”ドラゴンテイマー”になるために・・・・・・・・・・。
(ボーマンダの召還詠唱呪文が新たに刻まれたプレートを仕舞うとあやのは拠点地へと帰還した)

88:名無しさん@お腹いっぱい。
07/11/16 21:37
(あやのの足下に魔法陣を展開させる、更にあやのの周りには多くの小さい魔力球があやのを
守る様に浮遊している)
あやの(ドラゴンテイマーフォーム):|!ii -(フノ.i|<”ファイヤーストライク”!!  みさお:从i ゚(フ从<ハアア!!
(あやのから放たれた波動がみさおを包み込むと賺さずみさおは的用のマネキンに向けて”ブレイブクロス”を放つ!
その威力はあやのの補助魔法で威力が上がっているお陰でマネキンを破壊する)
みさお:从i ゚ー゚从<フゥ・・・・・・。 あやの:|!ii ´ヮ`ノ.i|<みさちゃん大分素早さが上がってるわね!!
みさお:从i ゚ー゚从<そうか?私はそうは思わないけど?
(この日はみさおの攻撃技とあやのの補助魔法との連携を強化する修行を行っていた・みさおは”ウインドブレイカー”
の性能をほぼ把握したらしく風の波動を旨い事組み合わせた攻撃と足に風を纏わせて
驚異的なスピードで加速する素早い動きで翻弄する戦術が出来上がりつつある)
あやの:|!ii ´ー`ノ.i|<私も一瞬みさちゃんの姿が見えなかったもん・・・・・・・・。
(2人の絶妙なコンビネーションは感覚と直感を信じて攻めに出るみさおとみさおの行動パターンを知り尽くしている
あやのだからこそ出来るコンビだ、あやのにはみさおがどういう状況の時どう動くか分かっているのでみさおの
行動パターンに合わせて補助魔法でみさおを援護する事が出来き、みさおもあやのの後方支援のお陰で
自分の攻撃に専念できる・言葉がなくても互いの動きが分かっている”以心伝心”とはこの事である)
みさお:从i ゚ー゚从<何度も言うと思うけどさ、私はあやのを信じてるから!あやのの援護があるからこそ攻撃に専念
出来るからね!!
あやの:|!ii ´ー`ノ.i|<それは私も同じ。みさちゃんが無事に帰ってこられるように最大限に援護するわ!!
(あやのが習得している補助魔法は杏璃と共に風の滝でドラゴンとの戦闘で見せた
・味方を敵の攻撃から身を守る”プロテクション”
・風の波動を足や翼に纏わせて素早さを上げる”フライトアップ”
の他に
・魔力を加速させ攻撃魔法の威力を高める”ファイヤーストライク”
・あやの単体での唯一の攻撃技として小さい魔力球を一気に発射する”テイマーショット”
・ボーマンダとの連携技としての集束砲撃砲”ドラゴニックバースト”
・標的に目印を付け味方の砲撃を目印に必ず命中させる”バスターロック”
がある・ちなみにみさおは”バスターロック”の援護が無ければブレイブショットはほとんど当たらなくなってしまう
位射的能力は低い)
あやの:|!ii;´ー`ノ.i|<でも射的がまだ当たらないのは流石にねぇ・・・・・・・・・・・。
みさお:从i;゚ -゚从<うーーーーーーーん。
(みさおも銃型での砲撃の命中率を上げる方法を考えていた)


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