07/08/23 07:54 jetEbDMg
>>201
>もし爆薬なら効率のよい特殊な火薬でも100tは必要になる。
使用された爆薬量の推算は二つのアプローチを持つ。
第一はホフマンが観測推理したエネルギーの総排出量。第二はランドマーク解体に使用された爆薬量をWTCに比類したもの。
前者は最小に見積もって12X10の11乗ジュール、TNT換算ではおよそ0.3kt。後者の場合、ジョーンズの手法(高さ比)をとれば590kgになるが、体積比を適用すれば約10t。
ただし、これは下層階から解体を始め、WTCの丈長性を崩すのに必要な最小量であり、上層階から解体する特殊な方法では約3倍の爆薬量が必要だろうと推測される。
であれば、第二のアプローチから導き出される推定爆薬量は最低30tとなる。
第一のアプローチから出る解は、(推定)総排出エネルギーからWTCの重力ポテンシャル(約0.1kt)を引き、TNT換算で効率200%の高性能爆薬を使用したと仮定すれば、君の言うとおり約100tとなる。
実際の数値は、おそらくこの第一、第二、両アプローチの間に存在すると考えられる。またTNT換算はエネルギー効率を含む破壊力比較の計算であり、大規模な爆破の場合、エネルギー総排出量は低めにはじき出される傾向があるので、これを割り引く必要もあるだろう。
たしかに30~100tもの爆薬を、どうやって搬入し仕掛けたのか?…という君の疑問はもっともだが、実際にそれだけの規模のエネルギー総排出があったことは確実なのであるから、なんらかの手段(水爆使用の可能性を含む)で実現させたと見るより他ないだろう。
WTC解体を、通常の商業工事ではなく、軍事作戦として見た場合、オレは「100tの高性能爆薬説」も、それほど非現実的なものではないと思っている。