07/08/11 10:00 8WPz/NBU
>上からの巨大な荷重がパンケーキには絶対必要なもの
>だと思っていましたが、違うのですか?
パンケーキ理論は「床の連続崩落」を説明する理論だ。
WTCはセンターコア構造で、コアと外壁パネルの間に床を支える柱が1本もない。イーガー教授はそこに注目し、上層階の床が崩落すれば、その運動エネルギーが下階床の耐力を余裕で超えるだろうから、連続崩落すると結論した。
理論的には、梁端の結合が充分に脆弱でさえあれば、上からの大きな荷重がなくても連続崩落が起こりうる。
ただ、この理論の致命的なところは、床の連続崩落が中心支柱の破壊を招かず、むしろ負荷を軽減してしまうということを無視したところだ。
パンケーキ理論を解説するCGにはセンターコアが描かれていない。この理論通りに崩落すれば、コアが無傷で残ってしまうため故意に省いたのである。
さすがに教授は「ごまかしきれない」と思ったのか、パンケーキ理論の論文を発表後数ヶ月でウェブページから削除している。