06/11/21 00:08
【北朝鮮の拉致を非難する決議、国連委が採択】
国連総会第3委員会(人権)は17日、北朝鮮による外国人拉致を「他の主権国家の国民に
対する人権侵害」と批判する北朝鮮人権状況非難決議案を賛成91、反対21、棄権60で
採択した。
昨年に続き、2度目の採択で、12月に総会本会議で改めて採択される見通し。
決議は欧州連合(EU)と日本が主導し、米国を含む計52か国が共同提案国に名を連ねた。
昨年棄権した韓国は賛成に転じたが、中国とロシアは昨年同様、反対票を投じた。
総会決議に法的拘束力はないが、北朝鮮の人権状況改善や拉致問題解決を求める国際社会の
意思表示となった。
決議は外国人拉致に加え、北朝鮮内での拷問や公開処刑、女性の人身売買など「組織的で広
範かつ重大な人権侵害」への「非常に深刻な懸念」を表明。国連事務総長に対し、包括的報
告を行うよう求めている。
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)