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ガソリン先物、最高値更新=原油は反落-NY市場
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【ニューヨーク31日時事】31日のニューヨーク商業取引所(NYMEX)の
原油先物相場は、米政府による戦略石油備蓄(SPR)の放出表明を受けて
3営業日ぶりに反落した。しかし、ハリケーン「カトリーナ」による製油所被害で
石油製品の供給懸念が強まり、ガソリンが連騰。9月当ぎりは一時1ガロン
=292.50セントの最高値をつけた。
カトリーナによる被害が甚大な米南部のメキシコ湾岸には石油生産施設が
集中。ルイジアナ、ミシシッピ両州の製油所が閉鎖または稼働率の低下に
追い込まれたことから供給懸念が拡大し、ガソリン9月きりは前日比14.00
セント高の1ガロン=261.45セントで終了、終値ベースでも最高値を更新した。
原油はSPR放出で心理的な安心感が広がり、米国産標準油種WTI10月
当ぎりは同0.87ドル安の1バレル=68.94ドルで取引を終えた。ただ、
市場では「SPR放出による相場下落は一時的」(大手商社)との見方が多い。
(時事通信) - 9月1日7時6分更新