05/06/27 22:56 FvXgeTHU
原油高を積極的に推進しているブッシュ政権にとっても、米国の石油資本にとっても
燃費の悪い大型SUVよりも超低燃費ハイブリッドエコカーが普及することを望んでいる。
なぜなら、ブッシュ政権と深い関わり合いのある石油資本にとっては、車の燃費が劇的に
向上しながらガソリンの高値安定が図れれば今までの薄利多売路線から脱却でき、石油を
「希少な」「貴重な」資源として少量の石油を低コストかつ高値で売りつけることが
できるから。
事実、ブッシュ共和党政権は、先にカリフォルニアなどで実施されている超低燃費エコカー
の、カープールレーンにおける優先通行を認める(1人乗車で通行できる)権利を連邦レベル
で実施するよう審議しているから(対象車種は実質トヨタ「プリウス」に限られ、米国自動車
産業界からは日本車購入法と非難されているが、上下院共に共和党優勢だから、成立は決定的)
京都議定書を否定しているブッシュ政権が超低燃費エコカーを普及させようとはいかにも矛盾
しているように思えるのだが。
原油投機が過熱化する前後、米国社会において大型SUVは反社会的な車だと言われるようになっ
たのも、実は環境保護団体を装ったブッシュ政権関係者か石油業界関係者かも。
いずれにしろ、熱狂的ブッシュ・共和党支持者や石油投機筋の関係者は愛車プリウスの
ハンドルを握りながら「原油高なんて関係ないじゃん」と言いながら高速道路のカープール
レーンを渋滞を尻目に一人優雅に通勤しているのだろう。