05/07/04 01:56
新型核予算、米上院は承認 削除求める下院と調整へ
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【ワシントン1日共同】米上院本会議は1日未明、エネルギー省関連の2006会計年度
(05年10月-06年9月)歳出法案を賛成多数で可決、5月に下院が全額削除した
新型核兵器「強力地中貫通型核」用の研究費400万ドル(約4億5000万円)を盛り
込んだ。
重要な争点で上下両院の法案に食い違いが生じたことを受け、議会は9月以降、
上下両院合同協議会を開き、妥協点を模索する。下院共和党有力者のホブソン議員は
400万ドル計上を阻止する構えで、昨年に続き予算が削除された場合、「使える核」の
代表格である同貫通型核開発を目指した事業は廃止に追い込まれる公算が大きくなる。
予算計上にはコリンズ、ボイノビッチ両共和党上院議員も反対。議会筋は「ブッシュ
政権は予算獲得のための議会工作を熱心に行っておらず、最終的に削除される可能性
がある」
と語った。(共同通信) - 7月2日10時34分更新