05/06/09 04:09 PU4iruMs
【 血糊つきのチェーンソーを持っていて入国を認められた男=米国 】
AP通信によると、今年4月25日、血糊がついたチェーンソーを持って、カナダからアメリカへ入国しよ
うとした22歳の男がいた。しかも、男はチェーンソーのほかに、手斧、ナイフ、ブラスナックル、自分
で作ったと見られる刀剣を持っていた。だが、米通関当局は、男から武器を没収した後、指紋を採取し
ただけで、男の入国を認めた。
その翌日、デプレ容疑者の故郷の町、カナダ・ニューブランズウィック州のミントの住民は、凄惨な殺
人事件に震え上がっていた。74歳のカントリーミュージシャン、フレデリック・フルトンさんが自宅キ
ッチンで、首を切り落とされて死んでいるのが発見されたからだ。首は、キッテンテーブルの下の枕カ
バーの中から発見された。また、フルトンさんの内縁の妻は、寝室で刺し殺されていた。
入国してわずか2日後、その男、グレゴリー・デプレ容疑者は、赤と茶色のシミがついたスウェットシ
ャツを着て、マサチューセッツ州の幹線道路を歩いているところを逮捕された。現在、同容疑者は、マ
サチューセッツ州拘置所内で、身柄引き渡しのための聴聞を待っている。また、その後、同容疑者は、
米国に入国したその日、フルトンさんの義理の息子を脅した容疑で裁判所に出頭を命じられていたこと
がわかった。
だが、血糊のついたチェーンソーを持った男がなぜ入国できたのだろうか?米税関国境保護局のスポー
クスマン、ビル・アンソニー氏は、「男は米国国籍を持っており、指名手配犯でもなかったので、入国
を認めざるを得なかった」という。また、同氏は「カナダと米国の通関施設には、血糊と赤いペンキを
区別できる分析設備もない」とした上で、「現在の法律では、怪しいというだけでは入国を拒否しない」
と述べた。
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