10/11/12 20:56 v3lZwWD2
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「因幡の白兎」は、今は「お菓子の壽城」という会社が出しているが、
もともとは鳥取市の「宏榮（こうえい）」という店が出していた。
ちょっと見は同じだが、兎の耳には薄切りのアーモンドが使われ、餡はまろやかで甘い白餡（ちょっと粉っぽいがそこがよかった）だった。
鳥取市の土産と言えば、「宏榮」の「因幡の白うさぎ」が定番だったが、「宏榮」はレストラン進出などの多角経営が失敗に終わって、昭和60年頃に倒産してしまい、銘菓「因幡の白うさぎ」は幻となってしまった。
それを「お菓子の壽城」が復活させたのが、今の「因幡の白兎」。
はっきり言って、味はまったく違う。
何でも昔の方がよかったと言いたくはないが、「因幡の白うさぎ」に関しては断然「宏榮」時代の方がおいしかった。