09/08/06 01:48 6hZAPJRQ
デッサン力はあったと考えられます。というのは、絵を描くのが好きな人はまずデッサンからはじめるからです。勉強としてのデッサンではないですよ。模写をしたりする根源的な欲求としてのデッサンです。
まずそういう欲求が始まりじゃないでしょうか。その道を選ぶのも。だから画家はある程度デッサンができたと思います。
絵やもちろん小説にかぎらず、人間は「モノマネ」からはじめるそうです。小さい子どもにはモノマネをして学習するという性質があるそうです。言葉を話すのも、いってみればモノマネですね。
ある意味、モノマネがうまくできれば、才能がある、と感じるのではないでしょうか。プロのような絵を描く。プロのような小説を書く。だけど、モノマネだけではプロにはなれません。結果、多種多様な、また独自の、表現法をします。
で、その結果だけを見て、基本ができないと考えるのはどうかと思います。