10/03/22 14:08
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同人誌求める列 コスプレ楽しむ
水戸芸術館と県三の丸庁舎(三の丸)の広場は「コスプレ広場」となり、キャラクターに変身した人や、その様子を一目見ようと駆けつけた人たちで盛り上がった。
中国の業者に注文して作ったというゲームキャラクターの衣装を着ていた日立市高鈴町、学生黒沢周生さん(24)は「この日が待ち遠しかった。就職活動中だが、いい気分転換になった」と話していた。
南町自由広場(南町)では、コミケと地元メーカーが共同開発した商品の販売やアンコウのつるし切りなどが行われた。幸田商店(ひたちなか市)が販売する干しいも「☆ほしいも泉ちゃん」は500個が2時間半ほどで完売。
明治時代の少女をイメージした衣装で販売していた同店の後藤はるなさん(22)は「これだけ早く完売するとは思わなかった。開発に携わった一人としてうれしい」と話していた。
同広場は、前夜からの強風でテントが飛ばされそうになり、午前2時頃からスタッフや警備員など総勢50人が夜通しでテントを畳むなどの作業に追われた。営業するかどうか最終判断を下す午前9時頃になって晴れ間が見えてきたという。
コミケでまちおこし・みと実行委員会事務局長の須藤文彦さん(39)は「予定通り開催できて良かった。歩いている人たちの表情が楽しそうで何より。2日目はさらに楽しい空間を作れるようにしたい」と話していた。
イベントは22日まで。