10/03/09 19:53
なんで都条例でBLとかの女向けエロまで対象になっているかというと、それは規制派にラディカル・フェミニズムのAPPという団体が関わっているから。
ラディカル・フェミニズムがどういう思想かを短くまとめると、とにかく女は被害者で正義であり、性差別などのこの世の悪はすべて男のせいだというものだよ。
ラディカル・フェミニズムは、エロ作品は男が女を傷つける差別だと考えていて、エロ作品を作ったり楽しんだりする女はいないとしているよ。
従って、エロやBLを作ったり楽しんだりしている女は、例え生物的に女であっても女ではなく、文字通り「女の腐ったような野郎」だと解釈されるよ。
だから彼女らは、常にエロ表現に不寛容で、検閲をしたがっているよ。
ちなみにマッキノンというのはラディカル・フェミニズムの主唱者だよ。
表象行為=対象化=性差別
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マッキノンにとっては、女性を「対象」とした表象行為、すなわち女性を記号化することが、すでにして対象化(objectification)であり、女性をモノ化(the objectification of women)して支配する実践として捉えられているもののようです。
すなわち、女性の対象化(the objectification of women)がなされていれば、その表現物はすでにして、ある種のサディズム(「攻め」行為)の実践であり、
たとえその読者が女性であろうとも、そのような女性は、たんに生物学的な女性であるに過ぎず、社会的には「男性」なのであって、
かくして女性はかならず被害者であるというマッキノンの先験的な確信には、何らの揺らぎも発生しないことになるわけです :-0。
ということは、ある種の女性向けの創作物に描写されたところの、男子児童によって男子児童がレイプされる性差別助長:-P表現も、マッキノンにとっては、「男性の加害者性」を補強するものに他ならないということになりそうです。
というのも、そのような創作物の読者であり、男性を対象化して表象する主体であるところの、性差別主義に汚染されて「腐敗した女子」が、すでにして社会的には「男性」として捉えられていることになるからです。