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煩悩菩薩日記[2008年03月20日(木)]
いやあ、やってしまった。といってもそれはボクが悪いわけではない。
博多のセミナーにたくさんのお客が来てくれた。ありがたいことである。
ボクがまずトークをする。この時、ボクはあれ、空気が冷たいなと思った。
これは何かが違うと直観した。観客が求めている世界と、ボクがいるポジションに開きがある。距離がある。
そうしたら案の定、途中退席者が続出。はっきり言ってカチンときた。
博多の人たちには私の講演を正当に評価する技量がなかった。それがまずだめな部分。
都会で生きていないという罪がはっきりと出た。博多は完全な想像的貧困の世界。
そこでボクはこれはだめだ。ボクの居場所はないなと直観。
ボクにもプライドがある。勝手に会計体操でもなんでもやってくれである。
そう思ったら、もうボクは立ち上がって「今日はもう帰る。セミナーには2度と出ない!」と言って福岡国際ホールを飛び出した。
いわゆるちゃぶ台を思い切りひっくり返してしまったのだ。男という生きものに、ちゃぶ台のひっくり返しはよくあることだ。
それから何があったかは書いても仕方がない。山崎夫妻と岩元貴久氏に対してはなんの感情もない。
ただことセミナーに関してはジ・エンドである。終わりは終わりである。
物事には必ず起承転結がある。始まりがあれば、終わりはくるもの。ちょっと早い形でそれがきたものと思えばいいのだ。
ボクは逆にいい形で終わったなと思っている。
というわけで、今日の〝四字熟語〟は講演卒業にする。
ボクは自己啓発セミナーを認めない。トップダウンで相手に答えを押しつけるやり方は邪道なのだ。