08/03/21 01:15:11 Ozee3xsH
鴎ヲタの俺は日立佐和×パイオニア戦を、
シーガルズが五たびセミファイ進出を逸する瞬間を見届けるために観ていた。
両軍とも昨日と同じスタメンで試合開始。
佐和はしつこいブロックで栗原とウーシッチをリズムに乗せず、
第1セットは一進一退の攻防が続く。
23-23でパイが2枚替えで勝負に出たが、
ここで井西のスパイクが連続して炸裂し佐和が1セット先取した。
第2セットは中盤からパイが引き離し、佐和の2枚替えにも動じず、
栗原のスパイクでさらに連続得点してタイに追いつく。
流れがパイに傾き、佐和の善戦もここまでかと思われた。
第3セット、4-3でパイは不調のウーシッチに代えて佐々木を投入。
昨日の大切な久光戦にも出場させなかった佐々木を出したのは、
セミファイに向けて試合勘を取り戻させる意味合いもあったかも知れないが、
ここで一気に勝負をつけるという意気込みのあらわれだろう。
9-11で佐和は疲労の色があらわれてきた井西を城に代える。
今までの佐和はここから引き離されるパターンだったが、
今日は全員が集中を持続し…どころかますます集中を高めているように見え、
ミスが少なく、なにより粘り強くボールへの執着が凄い。
突き放せないパイが面食らい、苛立っている感じ。何かいつもと違う。
加えて佐和はサーブを強く深く打ち、パイの攻撃を封じる作戦を取っていた。
そのためサーブアウトも少なくなかったが、パイはコンビが思うように出せず、
オープンでドカンと打つばかりの単調な攻撃を余儀なくされた。