08/02/11 16:25:13 c+gGEjJL
2006年3月に中国・昆明での高地トレーニング中、20歳で死亡した日本体育大学水泳部の
宮嶋武広さんの両親が、大学やコーチに損害賠償を求め、今月中旬にも東京地裁に提訴
することが分かった。
両親などによると、宮嶋さんら日体大水泳部の学生9人とコーチ1人は、06年3月2日昆明入り。
宮嶋さんは同月25日午後、50メートル2本の潜水などをした直後にけいれんを起こし、病院に
運ばれたが約3時間後に死亡が確認された。遺体は解剖されず、「突然死」とされたという。
当初日体大側は、宮嶋さんはプールから引き上げられた時すでに脈がなかったと説明して
いたが、高地トレーニングに参加した複数の水泳部員や現地スタッフからは「脈も呼吸も
意識もあった」との証言が出ており、日体大側は再調査後に「微脈はあった」との報告を
宮嶋さんの両親に行っている。
また、コーチは両親に対し「解剖するなら24時間以内でなければ」と説明し、両親は渡航
時間等の関係で解剖を断念したが、24時間以内という医学的根拠は全くない。
日体大側は「宮嶋さんのご両親には、調査・再調査の報告で充分な説明をしてきたと考えて
おりますが、訴訟に至ったことは誠に残念であります」とコメントしている。