06/08/30 00:14:03
【最終章】
「ダヴァ、今夜は久しぶりに会えて嬉しかった。随分立派になってしまって驚きました。
あなたとの思い出は美しい私だけのの宝物です。
今夜の事は、忘れました。あなたも忘れてください。
あなたがもし何か覚えていたとしたら、それは夢です。或いは幻でしょう。
優勝おめでとう。できることなら、これからももっと活躍して下さい。
でも何より、家庭を大切にして。
あなたを待っている人がいて、あなたでしか幸せにしてあげられない人がいるなんて
とても素晴らしいと思う。
私は再び自分の道を歩みます。嘘をついてごめんなさい。
あなたの健康を祈ります。さようなら」
身支度を整えると、私は歩き出した。
白鵬の方は一度も振り返らず、ドアを開け、そして閉めた。
ガチャッ。
さようなら、ダヴァ。
さようなら、わたしの青春。
終
(*)時間の経過を強調する為、匿名掲示板の特性を利用して
登場人物の寿命を操作してしまいましたことを深くお詫びいたします。
また、ストーリーに重点を置いた結果、性的描写は抽象的になりました。
ソレを楽しみにしてくださった方、ごめんなさい。