06/09/05 00:54:24
あれは、女子高に入ってすぐの初夏のこと・・・
1年生ながらレギュラー候補だった私は、先生に徹底的にしぼられて遅くなってしまった。
明日も朝練。近道をしようと考えてふと人気のない路地に足を踏み入れた。
すると、不良の高校生達がたむろして煙草を吸っているところに出くわしてしまった。
背筋が凍った。
気付かれないうちに立ち去ろうと踵を返したが遅かった。
「オイ、待てよ」「俺ら見て逃げてんじゃねーぞ」
これは逃げられない、咄嗟に思った。
不良たちが近付いて来る。
「○○高の女だよな」
「お嬢さん学校だからってスカしてんじゃねーよ」派手な化粧をした女もいる。
「ち、違います。道を間違えて・・・ごめんなさい」