07/12/02 23:32:23 zGYqWKWB0
<記者座談会 PART1>
司会:まだ天皇賞があるが、解任ダービーは昨日で実質シーズン終了だ。
衝撃のラストの余韻がまだ覚めやらない感じだが、今シーズンを振り返っていこう。
A:なんといっても空前のスローペースに低レベルの争い。評価の難しい年でした。
B:ゴールが三頭だけですからね。馬の評価は人によって分かれるでしょうが、
ダービー馬にふさわしい力を見せてくれた馬はいなかったように思います。
A:ゴールしたブルース、アジア、アジウソンのどれも走りは悪くないけど平凡。
厩舎の仕上げがよかっただけ、というのが率直な感想ですね。
C:ていうか、馬のレースじゃなくなっちゃったんだよね。厩舎のレース。
仕上げの早い厩舎なら駄馬でもゴールできるし、
逆に仕上げ下手の厩舎だといくらいい馬でも全然力を発揮できない。
B:ハヤノ、ヒロミあたりは厩舎に足を引っ張られた部類ですかね。
D:動物競馬の西高東低じゃないけど、
ダービーを取るにはこの厩舎じゃないとだめ、みたいな時代が来ちゃうのかもね。
司:解任競馬も厩舎間の差が開く格差社会というのも寂しいが。
せっかくだから個別の馬について思い思いに語ってくれ。
A:駄馬の評価が定着しつつあるのが、
ニシノ、ハセケン、フジキセキヅカあたりですかね。
C:ニシノはゴール前伸びてきたし、意見が割れるとこじゃない?
ただ内国産馬としては一番ひどい着順とってるのは事実だね。
B:それに加えてシャムスリョク、スズキマウンテンに
ノブリンやクリムゾンマツダあたりも評価を下げた部類でしょう。
D:このへんは元々穴馬レベルという下馬評だったからね。
走らなかったとしてもそんなに驚くことじゃないんじゃない。
A:逆に下馬評は高かったのにだめだったのがハヤノにヒロミ。
B:ハヤノは走りにかつての輝きがなかったね。後半少しよくなったという人もいるけど、
柏厩舎のときを考えたら雲泥の差。もう終わった馬なのかな。
C:ヒロミは額面どおりの動きはしてたけど、ここは厩舎が仕上げをミスったくち。
馬主も今野騎手さえいなければらくらくゴールできたって言ってるよ。
D:セフは完璧に額面どおりの動き。どうせ中位だろうと思ったらやっぱり中位だった。