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オーストラリア 2008年2月4日(月曜日)
豪の不動産投資、ニセコの次は白馬など[観光]
北海道のニセコは豪州人の投資家に大人気であるものの、次のブームは
富良野や白馬が有力―2日付オーストラリアン・ファイナンシャル・レ
ビュー紙が伝えた。
不動産フォールズ・クリーク・リアル・エステートのウィークス営業担当は、
「日本はブームだ」とコメント。4年前から日本の物件のマーケティングを
開始したが、ニセコの資産を中心に膨大な利益を得た人もいるという。
ニセコでは既に、4カ所のスキーリゾートが建設されている。QLD州に拠点を
置く不動産開発シティマークを含む合弁会社は、5つ目のリゾートとして
「ニセコ・モイワ・タワーズ」をはじめとする55ヘクタールの開発を進めて
いる。
不動産サービス大手コリアーズ・インターナショナルのコンサルタントてある
タランティニ氏はニセコの魅力について、「円建ての融資は利率2.2%で受け
られ、物件はほぼ満室」と説明。「資産成長率は過去3~4年間で300~400%」
と語る。
旅行代理店大手フライトセンターのマネージャーであるサザーランド氏も、
日本に向かう豪州人のスキー客は「この4年間で毎年2けたの伸びをみせている」
と話す。
だが、ウィークス営業担当は、ニセコのブームが去ったと主張。次は富良野や
冬季五輪の舞台となった長野の白馬が有力との見方を示した。