07/10/24 22:43:20
遠い夢捨てきれずに すべてをを捨てた
穏かな冬の日差しが 揺れる大きな斜面
別れより悲しみより 憧れは強く
寂しさと背中合わせの 一人きりの検定
動き始めた 車の窓を
流れていく景色だけを じっと見ていた
猛吹雪の 白馬の空は
悲しいほど白く澄んで 胸が震えた
一樹に恋をして恋に破れ 眠れずに過ごす
アパートの窓ガラスごし 見てた夜空の雪
あの山で夢追うなら もう少し強くならなけりゃ
受験者の流れに 負けてしまいそうで
動き始めた 朝の八方
人の群に埋もれながら 空を見上げた
猛吹雪の 白馬の空の
流れていく雪雲に 胸が震えた
離れれば離れるほど なおさらにつのる
この想い忘れられずに 開く古いジャーナル
優しいイントラに つつまれて過ぎた
やわらかな日々の滑りを なぞりながら生きる
まぶた閉じれば 浮かぶ景色が
迷いながらいつか帰る 愛のゲレンデ
猛吹雪の 白馬の空の
いつか帰るその時まで 夢は捨てない
まぶた閉じれば 浮かぶ景色が
迷いながらいつか帰る 愛のゲレンデ
猛吹雪の 白馬の空へ
いつか帰る いつか帰る
きっと帰るから