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木曽かめ君：パトロール車両、トラックに追突される ／長野
10月3日13時1分配信 毎日新聞
２日午前２時５０分ごろ、南木曽町田立の国道１９号で、池田町の男性会社員（５７）が運転するパトロール車両
「木曽かめ君」に、群馬県邑楽郡の男性運転手（４１）が運転する大型トラックが追突した。「木曽かめ君」は後部を大破したが、
会社員と同乗していた男性は車から降りており、けが人はいなかった。
木曽署の調べによると、「木曽かめ君」は塩尻署を出発し、国道１９号を岐阜県境に向けて南下していたところ、
エンジントラブルで道路の左端に停止した。その後、トラックに追突された。現場は片側１車線の直線道路で、
先に通り掛かった他の車は追突しなかったことから、運転手が前をよく見ていなかったとみられる。
「木曽かめ君」は大型車両が多く、事故が多発している木曽路を走行するパトロール車両。
０３年１１月から運用が始まり、現在は２代目のワゴン車が０６年８月から走っている。
県警が警備会社に業務を委託。青色の回転灯をつけながら法定速度で１日１往復し、
安全運転を呼びかけている。車両は１台しかなく、車両の修理には時間がかかる見込み。
県警交通企画課では「『木曽かめ君』は使えないが、パトロールは中止することなく、代替車両を使って続けていきたい」としている。【福田智沙】