08/04/29 15:41:19 bsdRX0HV
>>516
最初に言い出したのはたしか司馬遷。
古代の諸子百家の表現だった。
毛沢東が罠に使ったために、中国人はあまりものを言わなくなるのだね。
その後、改革開放が始まって、胡耀邦が再びこのスローガンを言い出す。
胡耀邦は本気で言論の自由を考えていた節があるが、
だんだん世論が押さえられなくなり、改革を求める学生デモが起こったりした。
学生たちは胡耀邦とこのスローガンを支持していたんだけど、
胡耀邦を追い落とそうとする保守派が強かった。
結果的に胡耀邦の立場は弱くなり、保守派の影響力が増して
胡耀邦失脚→胡耀邦の死→天安門事件 となってしまった。
「百花斉放、百家争鳴」つまり言論の自由は天安門事件の引き金でもあった。
どうも中国には 言論の自由→党争→指導部失脚 というパターンがある。