08/08/04 14:40:19 EiGqa/5n
「中国は、北京から西安(長安)に“遷都”を考えているらしい」…ブッシュ米大統領が福田首相に漏らす、週刊新潮が報道
結局、成果らしきものはほとんど無かった北海道洞爺湖サミット。開会前日の7月6日に行われた日米首脳会談でも福田首相が
ブッシュ大統領から引き出せたのは「拉致問題を決して忘れない」という言葉ぐらいだった。
だが、ブッシュ大統領、さすがに「それでは申し訳ない」と思ったかどうか、福田首相に変な話をしていったのだという。
外信部の記者が言う。
「日米首脳会談は6日の午後3時半から1時間45分に亘って行われました。拉致問題での連携や北朝鮮の核・ミサイル問題での協力
などが話し合われましたが、会談の途中、ブッシュが福田首相に“中国は北京から西安に首都移転を考えているようだ”と漏らしたのです。
もちろんこの発言は、ブリーフィングには記されていません」
西安といえば、北京から約1200キロ南西にあり中国のほぼ中心に位置する都市。隋・唐の時代には長安と呼ばれ、首都が置かれていた
“古都”でもある。
「ご存知のように北京は中国の北東にあり、場所が偏りすぎていることから遷都が議論されたことが何度かありました。実際に、全人代
で討議されたこともある。最近では水不足などから首都としての限界も指摘されていますね」(中国に詳しいジャーナリスト)
それにしても気になるのは“遷都”を耳打ちしてきたブッシュ大統領の意図である。
「米国は北京から約1000キロ離れた朝鮮半島に駐韓米軍を置いていますが、中国政府・共産党にとっては昔からの脅威です。
また、黄海には米軍の潜水艦が入り込んで北京から近い天津周辺まで接近していると言われている。ところが、首都をずっと内陸の
西安に移してしまえば、米軍の影響力は薄くなってしまうのです。外交的にもインドに近くなり、米国への牽制になるというわけです」
(外交評論家)
ちなみに、この話を聞いていた福田首相、何のことか分からずポカンとしていたという。
ソース(週刊新潮 7/24号 30ページ)