08/05/11 19:36:29 n3KERa7o
先日のデモの際にパンチェンラマの画像について
道ばたの人に質問されたら渡そうと思ってたビラのテキスト貼ります。
ビラ等作成時の叩き台にしてもらえれば嬉しいです。
ゲドゥン・チューキ・ニマ少年を知っていますか？
■ニマ少年はパンチェン・ラマの転生者
1995年5月、ダライ・ラマによってパンチェン・ラマの転生者として
発表された当時6才のゲドゥン・チューキ・ニマ少年。
少年はその発表の3日後に両親とともに失踪してしまいました。
当初、中国政府はニマ少年と両親の拘束を認めませんでしたが、
1996年に国連こどもの権利委員会が行った、綿密な長期調査への
返答で拘束を認めました。
その後、中国政府は、国連人権委員会でのアメリカの接見要求や、
国際的な人権保護団体アムネスティの面会の申し入れも拒絶しています。
そして、中国政府は別の少年をパンチェン・ラマの転生者として発表し、
チベット仏教で2番目に高い位につけてしまいました。
■少年の自由と宗教の自由を奪う中国政府
中国政府は、ニマ少年への面会を受け入れない理由として、
国際的な人権会議の場で「ニマ少年とその家族は他者の訪問を受けたがって
いない。身の安全のため用心が必要である」と発言しています。
また、たった2枚の写真を遠くから見せて、本人が元気で生活している
証拠としています。この中国政府の発表は、まるで日本人を拉致し、
本人達の意志で暮らしているような発言を続けていた北朝鮮政府のようです。
そんな中国政府の発表を本当に私たちは信用できるのでしょうか。
中国政府は、一日も早く国際機関のニマ少年への面会させて、
本当にニマ少年が平和に暮らしている事を証明する義務があるのではないでしょうか。
また、宗教への政治的な介入を中止し、別の少年がパンチェン・ラマの
生まれ変わりなどと政府が主張することを止めるべきではないでしょうか。