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見えるかな?長野聖火リレー、伴走警官80人で人垣
(4月19日03時05分 読売新聞)
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長野市で26日に行われる北京五輪聖火リレーで、警備当局は伴走する機動隊員を約80人まで増やし、約30メートルに及ぶ「警備の人垣」をつくる方針を決めた。
沿道の市民からは聖火が見えにくくなるが、警備当局は「過剰と言われても、安全上やむを得ない」としている。
一方、長野市は、善光寺が辞退した出発式会場の代替地を、善光寺の参道から約500メートル西側にある公共施設跡地に絞り込んだ。近く正式決定する。
新たな警備態勢では、聖火ランナーの両脇に機動隊員20人程度を2列ずつ配置し、ランナーを中心に約30メートルに及ぶ人垣を築く。
伴走は当初、5人程度を想定していたが、各国での妨害状況を踏まえ、大幅な増員が必要と判断した。
長野市実行委員会は、機動隊員の内側に、聖火を管理する中国側2人の並走を認めることにしている。
全体の警備態勢は、長野県警の約2300人に、管区機動隊や警視庁などからの応援約800人を加えた総勢約3100人に上る見通しだ。
市は代替地として4か所を検討、このうち勤労者福祉センター跡地に絞った。
県道沿いの更地で、出発式の会場設営が容易なことに加え、善光寺が辞退した3区間(約550メートル)とほぼ等距離を走れば、当初のコースに合流できるため、最低限の変更で済む。