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福島瑞穂のどきどき日記「ポルノ単純所持の処罰は妥当か」
>今の児童買春・児童ポルノ禁止法案の作成をするときは、弁護士として、堂本暁子さんなどと法案作りにがんばってきた。
>しかし、「単純所持」についてまで処罰していいのだろうか。
>わたしの一番の危惧は、拳銃や麻薬は、一義的にわかるけれども、ポルノは一義的に決まらないことだ。
>最近、最高裁判所は、ロバート・メイプルソープの写真をわいせつ物ではないと判決を出した。
>美術館で、写真は、展示されていたし、やっぱりそれはアートだった。
>ピカソの絵だって、わいせつなのはあるよと言いたくなる。
>最高裁は、わいせつではないと判決を出したけれど、争われてきた。
>つまり、人の価値観によっても変わってくるのだ。
>拳銃や麻薬は、それがそうであるとすぐわかる。
>「銃でないと思いました。」などという主張は、法廷で許されるわけはない。
>しかし、ポルノかどうかは、人によって違ってくる。
>水着だからいいと思った、ここまで写っていたらだめかなあ、わからないということがあるだろう。
>「単純所持」が処罰をされるということは、単純所持が、犯罪になるということであり、つまり、捜索が可能となるのである。
>捜索を受けて、自分の持っている雑誌のなかに、児童ポルノがあったとなったら、それで、有罪となる。
法案の危険性を真面目に指摘してくれる福島みずほ社民党党首を全力で応援します!