07/01/13 16:04:40 5m2TGslq
どうもね、詳しいことはよく分からないですけど、要は便所の落書きを書いた人間は特定
出来ないから、便所の壁を設置した人間は落書きを消す責任が有るから金払えって話みた
いですね。
なんか、どこかで聞いたことの有るような話では有るんですが、なんだかねぇ。んでもっ
て消さなかったから金払え、出来ないんだったら、便所の壁を差し押さえるぞって今に至
っている訳でしょ?
なんか、駅のトイレの落書きを発見したら駅の管理者で有るJRに研修を受けさせるみた
いな頓珍漢な話だと思うんですけどねぇ。
そのうえ、便所の壁を差し押さえて競売にかけるって言ったって、便所の壁には資産価値
そんなに無いでしょ? 資産価値が有るのは壁に書き込まれた落書きであって、それに知的
財産が含まれている可能性が有るって話ですけど、落書きした人は、元の壁の持ち主に対
してその知的所有権を放棄したんですけど、競売で所有権を取得した人に対しても同じく
所有権を放棄するとは意思表示していないんですから、落書き帳を売って現金化しようと
思ってもそこには知的所有権という大きなハードルが有りますから、これも資産価値とし
ては非常に限定されるというか、無に等しいと思うんですよね。
その上、差し押さえる壁自身がリース会社から借りてる仮設トイレって話ですから、壁を
差し押さえることは法的も不可能なわけで、敢えて差し押さえるとすれば、まろゆき氏が
便所にかけてる、「まろゆきの便所」って看板だけで、それも、商標権が設定されている
のかどうかも分からない様な代物ですからねぇ。それに所有者が移行すれば「まろゆきの
便所」で無くなるわけだから「まろゆきの便所」って看板かけるわけにもいかないだろう
し。
こうして考えると、金銭を目的とするなら、便所の壁を差し押さえるよりは、既に価値化
されている書籍の版権とかそういった財産価値の有る程度評価できる動産に対して差し押
さえをかけるべきですから、お金が目的では無いんでしょうね。
まぁ、見てる分には面白いイベントでは有りますけど。