07/04/23 03:55:12 rLPYo4cK
さて、話し合いですが、参加者全員
虐待はもちろん防止されなければならないが、この法案には問題、危険性がある
という認識で一致でした。
・冤罪の危険
・立ち入り調査の要件を定め、厳しくすべき。どうも要件が明確でない。
・立ち入りに際して問題があったときの責任所在がはっきりしない
（児相、警察、裁判所）
・いっけん児童相談所の権限が大きくなったようだが、これは裁判所によるもの。
また、警察をなるべく介入させたくないように見える。本来警察が
主導権を握ってもいいことだとさえ思われるが・・・。
・経緯をみるに、弁護士の利権を疑う。
また、直接的な問題というわけではないかもしれませんが、もしかしたら憲法改正との
バーターではないか、という意見も出ました。
しかし、といってすぐさま反対に向けて直接活動しよう、ということにはなったわけではありません。
・立ち入りにかわる虐待への方策が現在思いつかない。代案がない時点で
廃止を主張するのは説得力に欠けてしまう。
・たとえ法案で廃止されても、現在全国各自治体ですすめらている「子ども権利条例」に
同じことはのせられる。あちこちの自治体でこれが「ありのままに生きる権利」とか
余計なものくっつけてすすんでしまったらそちらのほうが手に負えない。かえって
「法案で立ち入り調査について定められて いるのだからそんな条例いらない」と、抑止
の理由にできるかもしれない。
このようなわけで、今現在できることとしては立ち入り廃止そのものというわけではでなく
上であがったような危険性を周囲にしらせ、政治家にうちあげていくことだ、
という結論になりました。
もちろんこれは、あくまで昨日のオフで話し合われたこと、ですので他にもいろいろご意見あると
思います。このスレを見てくださってるみなさんで、もっと他に意見をお持ちの方いましたら
レスお待ちしてますね。
しかし、こう書くとわりとシンプルですが、実際のオフでは実にさまざまな話が出ました。
法案の話題から発展して、虐待の背景、社会に頼りすぎな人々、子供の人権といいながら
大人が自己満足や利権をえている実情（実際には子供のほうが権利についてまともな考えもってる
場合多いのですが）、etc.
こうした話を互いにしあうことができ、本当に勉強になりました。目からウロコぽろぽろ。
参加のみなさん、ありがとうございました。特に今回の企画をたててくださった徳目粋坊さん、
大変感謝しています。