05/10/31 09:29:06 KRR6NmQ8
【政治】旧日本軍が遺棄した化学兵器処理費は“金のなる木” 中国の要求丸のみで「一兆円規模」に巨額化
中国に旧日本軍が遺棄したとされる化学兵器の廃棄処理問題で、中国側の要求を丸のみした結果、
日本が拠出する処理費用が野放図に巨額化している実態が、内閣府の資料などからわかった。
例えば施設建設に伴う森林伐採では、国際価格の数十倍という法外な代償を認め、
要員宿舎はプール付きの豪華版としている。事業は今冬にも施設建設に入るが、費用の不透明性を
残したまま見切り発車すれば、予算の垂れ流し、税金の無駄遣いにつながるのは必至だ。
このほか、中国はハルバ嶺に軍医療班を派遣しているが、絆創膏(ばんそうこう)一枚でも、
日本人スタッフには「(解毒剤などが入った)段ボール三箱分の医薬品がセット売り」となる。
しかも、なぜか産婦人科医を含む医師団は北京から送り込まれ、これら全経費が日本負担となっている。
今後は残る砲弾の回収と並行し、実処理を行う施設の建設に移るが、回収施設だけで九百七十三億円の
建設費がかかることが判明している。このほか燃焼処理を行うメーンの前処理施設のほか、燃焼時に
発生する汚染ガスの処理に環境対策費なども必要で、総事業費は「一兆円規模」との試算も出ている。
しかし、遺棄砲弾数は二百万発と主張する中国は、その根拠すら示さず、
情報開示を先送りしている。七十万発と主張してきた日本は独自調査に基づき
三十万-四十万発と下方修正する方向だが、遺棄兵器の全容は見えていない。
関係者からは「中国にとって処理事業は“金のなる木”。中国の機嫌ばかりを気遣う官僚の
事なかれ主義を是正しなければ、いつまでも無駄な予算を垂れ流すことになる」と批判も出ている。(一部略)
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