08/01/09 19:27:56 u6RWkiLU
福岡ソフトバンクホークスの王貞治監督です。早稲田実業時代には甲子園の優勝
投手として活躍しながら国籍の問題で国体に出場できず、読売ジャイアンツ入団直
後には投手をあきらめました。しかし入団4年目に1本足打法を習得し、約20年間
の現役時代に年間55本本塁打や通産868本塁打を放ち、国民栄誉賞の第一号も
授与されました。しかし続く助監督・監督時代はジャイアンツで期待される結果が出
せず、5シーズンで監督を解任されました。その後福岡に招かれホークス監督に就
任しましたが、やはり成績不振で当初は批判を一身に浴びました。しかし1999年
に初優勝、続く2000年、2003年も優勝し、2006年のWBCでの日本代表を率いて
のリーダーシップは記憶に残るものです。
王監督の人生は、挫折とそこからの復活の連続です。その挫折も自身が招いたも
のではない場合がほとんどなのですが、決して不満を表には出さない人格者です。
もくもくと努力を続けるその姿は、どんなに尊敬しても足りないと思ってしまいます。
引用文献:内定者の実例エントリー09年度版<新星出版社>