08/01/08 20:37:06 DJFI+Zfv
12月26日、プロ野球中継を行う在京テレビ局が、プロ野球事業委員会に試合のスピードアップを要望した。
日本テレビは今季40試合中継したが、試合終了まで放送できたのは1試合のみ。「放送時間内に、試合終了して
ほしい」という主張だ。
だが、この主張に対し、首を捻る向きは多い。ある野球ファンは「試合を観に行って、早く終わって欲しいと
思うファンなんて、あまりいないのでは? 野球を好きで観に来ているわけですから、長くなるのは嬉しいですね。
好きな歌手のコンサートで1曲でも多く歌って欲しいと思うのと同じです」と述べる。また、あるスポーツ
ライターは、「たしかに、攻守交代が遅いなどの明らかな無駄はどんどん省くべきだと思います。しかし、
なんでもかんでもスピードアップすればいいものではない。野球は“間”を大事にするスポーツで、“間”に
魅力がある。ひとつひとつの牽制に意味があるし、なかなかサインが決まらないバッテリーがいれば、『なぜ
サインが決まらないのか』とファンは考える。ひとつひとつのプレーが伏線となりますからね。『試合を短く
すればいいってもんじゃない』とは、阪神の岡田監督もよく言っています」と疑問を呈する。「それに、全て
テレビに合わせる考えはおかしいと思います。もちろん、球場に来られないお客さんは多いですから、テレビは
重要なメディアです。しかし、スピードアップを訴えるテレビ局が、CMの間に試合が始まらないように、時間
調整をさせているのです。その分のロスについては言及せず、全てテレビに合わせて欲しいというのは疑問です」
(前出ライター)。
野球中継を長年観ているファンならご存知だろうが、昔はCMの間に打席が終わっていることなどもあったが、
最近ではまず見掛けられない。これは野球場で行われている試合が、テレビ局に合わせているからである。
テレビ局は、野球から自然なテンポを奪っていると言えよう。
URLリンク(news.ameba.jp)
>好きな歌手のコンサートで1曲でも多く歌って欲しいと思うのと同じです
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