07/09/17 20:21:50 asJgKPzW
修正されたたん白質所要量
このマックス・プランク栄養研はドルトムント大学の付属機関で、世界の栄養学
の“指令塔”でもある。
かつては、肉をどんどん食べるようにとの指令を出していたが、最近次のような
データを発表した。
われわれの身体では、毎日、たん白質が消耗している。何らかの形で補充しなけ
ればならないが、その場合にどんな種類のたん白質をとったらよいかということ
について、同研究所で長いあいだ調査研究と結果である。
それによ 、「体重一グラムに対して一グラムのたん白質が必要であって、体
重六Oグラムの人のたん白質を、肉のたん白質で補充しようとすると六Oグラム
必要である。
しかし、それを植物性のたん白質で補うと半分の三Oグラムですむ。さらに同じ
植物の中でも、発芽中の植物のたん白質で補うとすれば、それの半分の十五グラ
ムで充分である」というものである。
つまり、植物性のたん白質で補充する場合には、肉ほどたくさん食べる必要がな
い。肉よりも植物性のたん白質の方が質的にすぐれており、われわれの身体に対
して馴みを持っていて、はるかに有効に作用するということである。
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われわれの身体に必要とする最も良質のたん白質は、モヤシ、カイワレ、ブロッ
コリといった目下成長しつつある活性化された植物のたん白質。
次いで穀物、豆類、野菜の中に含まれている植物性たん白質で、肉のたん白質は
この中では一番質が悪いということになる。
これは、われわれのたん白質に対する考え方を一八〇度転換させる重大な発表で
ある。今まで、肉や牛乳などの動物性たん白質が最も良質であり、ぜひとも必要
であると教えられていたが、世界の栄養学の“指令塔”マックス・プランク栄養
研はそれを完全に否定し、植物性のたん白質の方が動物性のそれよりもわれわれ
の身体に対して質的にすぐれていることを明確にしたのである。
このように具体的な数字こそ出さなかったが、植物性のたん白質が肉のたん白質
よりも はもりとも 私どもは、三十年前から終始一貫主張してきた。
マックス・プランク栄養研はそれを実証してくれるかにすぐれていると、たこと
になる。